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執筆者の写真tokuichi

山梨


2014年6月28日(土) 天気 : 1日雨・・・ 水温 : 上流に進むにつれ冷たくなった 気温 : 分からん、車戻った時は14℃ ハッチ : コカゲ、ユスリカ 水量 : 丁度良い! 釣果 : 岩魚 HitPattern

 CDCアント2014-001  #11、13  CDCアント2014-002  #13  スパイダー  #16

ゲート着、雨です、憂鬱です( ̄0 ̄;)

テンション下がりますよね。

天気予報では午前中は曇りだったのに 雨雲レーダーでは雨雲がかかり始めるのは昼前だったのに 大ハズレです。 今日はきんさんと二人なので、出来るだけコンディションの良い状態が好ましいのだが・・ 5時前林道歩きスタートです。 でもって、1時間半後第一降下ポイント到着。 が、しかし・・ 雨脚強くなったし、何より霧が濃くて谷が全く見えない( ̄▽ ̄;) 霧のなかだし、雨雲の中だし。 初めてのルートで、どうなっているか全く分からないのに、この状況はヤバくね? 二人一致で、やめ! こればかりは仕方ないし、安全第一ってことにした。 これで、更にテンションは下がる。

これで、すんなり解散! となるわけもなく。 ゲートを出てから3時間後、第二降下ポイント到着。 雨は小雨程度だし、ここならなんとかなるんじゃね~の!? はい、では降下開始です。 なんとなんと、とてもショッキングな事件発生! なんとなんと・・ きんさんが 軽アイゼンを装着しているではないか! これは完全に反則! 一発レッドもんッス。 あなたがそんなもの使ってどうする! 文明の力に頼ってどうする! 俺は、文明の力も科学の力もありとあらゆるものを使うのは当然(^_^)v あなたは、体一つで自然に立ち向かうのが使命です。 全力の抗議も受け入れられず・・ まさに   『鬼に金棒』   『きんにアイゼン』 昔の人は良く言ったものだ(爆

30分強ほどかけて、斜面をズリ落ちながら無事到着。 既に体力使ってヘトヘトなんですが(^_^;) 林道からは一切流れが見えないから増水が心配だったが、程よい感じで全く問題なし。 2匹連続のバラシでスタート。 食いかたからフライが合ってない感じがしたので、CDCカディスから、今年の新作アントで確認して見ることにした。 で、お出まし頂いたのが今シーズンレコードとなるブリブリな泣尺(^-^)/

フライの選択が正しかったようでガッポリ丸飲み! この1匹でいろんな事がスッキリした気がした。 もうこの1匹で今日は十分、この時はホントにそう思った。

とあるポイント・・ デカイのが付いてそうなポイントは後回しにし、手前の小場所にいる小物をやっつけてからだな。

と思い、ポイントチェックすると・・

底石が削られ模様に見えたが、なんか違う。

よ~~く観察すると魚に見える。

確信は持てなかった。

だってデカ過ぎだし。

でも怪しい。 1投目・・ 良いとこにフライは落ちるも違う流れに乗って少し外れる。 ソレは動きなし、やっぱ違うか? 2投目・・ ドンピシャなレーンを流れる・・ と、そのソレが、ぬ~~と浮かび上がりパグっとフライをくわえた。 一瞬、えっ!? って思うも、体が反応し合わせが決まった。 さ~~大変 すっげーパワーで大暴れ! ランディングネットのマグネットを忘れた為に、ネットをカナビラ直留めしてあり簡単に外せない(^_^;) その間、なんとか踏ん張り堪えているが、完全にヤツのパワーに押されている俺。 そこで助っ人を大声で呼ぶ 『きんさーん、ヤバいッス。』 『デカイッス。』 『助けてーーーー!!!』 慌てて走り寄るきんさんも、ヤツを見て 『デケェーーー!』 寄ってきません( ̄▽ ̄;) きんさんに強引に前に出てもらい、無理やりネットイン! 横たわるその姿を見て二人して 『デケェーーー』 『デカ過ぎーーー』 『スッゲェーーー』 連呼(^-^)/

太くて筋肉ハンパなくてパーフェクト! 文句のつけようのない面構え! まさに、源流域の岩魚だ!! 興奮して震えてしまい撮影が手振れしまくり(^_^;) この1匹が意味する事は大きくて二人してチョー興奮! 思い入れがある渓だけに嬉しさ爆発! なんとも言い難いこの感覚 テンションMAXで振り切る\(^_^)/ この渓で出逢えたこの素晴らしい1匹には、自分ときんさんにとって、とても意味がある事で、山の神、川の神、岩魚の神に感謝だ。 その後も良型もポツポツ、min10cmとこの渓で受け継がれてきた岩魚を堪能! アレ見たお陰でサイズ感がおかしくなってたけどね(汗

途中から沢に潜りこむとだんだん空気が変わってきた。 妙にひんやりしている。 ここだけなんでこんなに気温が低いのか、出てはいけないものが出てくるのではないか(^-^ゞ その答えはカーブした先に突然現れる。 それがトップ画像のスノーブリッジだ。

この季節に山梨のこんな場所にてまだこれ程の雪が残っているとは・・ ちなみにスノーブリッジ見るのは初めてだ!!

さーてどうするか・・・?

退渓ルートは直進 スノーブリッジの左右は崖

アイゼンを手にしたスーパーサイヤ人なら何処にでも行けるだろうが、自分には100パー無理! と言うことで・・ 初めてのスノーブリッジくぐり抜けとなった。 ワクワクドキドキ こう言うのは嫌いじゃない。 でも、きんさんの数少ない弱点からすると、この手の類いは相当苦手なはず(^_^) じゃんけんで俺が勝ったので苦手なきんさんが一番手(^-^)/ スッゲー、ちょっと感動!

でも、良い子のみんなは真似しないようにね! 棹を収めいよいよ退渓です。 が、しかーーし・・ プチ迷子( ̄0 ̄;) GPSが受信できず、此処は何処? 状態。 あっちじゃね? こっちじゃね? そっちだろ! ...etc. なんとか目的の支尾根に辿り着く。 ここからがもっともしんどくて辛くて危険なのだ。 高低差どんだけあんだよ・・ まさに、心臓破りの尾根( ̄▽ ̄;) それも細くてちょっと足を滑らせたら谷底一直線って感じの細い尾根だ。 完全に息は上がり、太ももは言うこと聞かない状態ながら一歩一歩確実に歩みを進めていると・・ 上の方から 『大丈夫ですかぁーー』 『シンドイですかぁーー』 と、何故か嬉しそうに笑顔で問いかけてくるきんさん(^^;; GPSがやっと繋がり残り高低差50mぐらい! 少し進めば林道が見えるはず! 結構な斜度だから一歩一歩確実にゆっくり進む俺。 と、ここで・・ 『じゃ、お先に!!』

この流れは毎度の事なので想定済み。 しかし・・ そうだった、アイゼンと言うアイテムを入手していたんだった。 その急な斜度の細い尾根を、なんとダッシュで登る映像が飛び込んできた。 あれは何かの間違えで、この世のものではないと記憶を変えよう。 だって、シカだってあそこはかけあがらないだろうからね(ー_ー;) 終日雨が降るなかでどうなることかとテンション下がりまくりだったのが嘘のように晴々した気分になった。 仕事の忙しいストレスも鬱憤も発散出来スッキリ消え失せたぞ! どーもでした! 新しい発見もあり楽しい1日でした!!

あっ・・・ アイツは35でした(^_^)v

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