2019年8月2日(金)~3日(土)
2019年8月2日(金)
天気 : 激晴れ 雷雨(4時過ぎ)
気温 : 日中暑い 夜涼しい
水温 : 13℃
水量 : やや増水
ハッチ : ?
釣果 : 岩魚、天女魚
Hit Pattern
蝦夷鹿カディス #10
CDCブラアント(OG) #13
落下傘部隊各種 #13
スパイダー #14
スパイダー2019 #13
今年もこの季節になりました。
おっさんの『夏合宿』です!!
今日の渓は、上流部までは何度かトライしたけど、源流部がまだだった。
何故なら・・・歩くのです。
二人の希望を事前に確認し源流部に決めたけど、一抹の不安があります。
中年太り真っ盛りなおっさんが1名いるのです。
はい、teruです。
ダッシュはもう心配なし。
連日午後になると雷雨となっていたこのエリア。
昔のような夕立と言うレベルではない
超が付く初心者で動けない体力がないビビリと三拍子揃った友人がいる以上、無理はさせてもリスクは極力避けたい。
本人が本気で痩せてくれればこんなに苦労しなくて済むものを・・・(ー。ー#)
林道歩き4時40分開始です。
なんかゴチャゴチャしていて使い勝手悪くないですか?
もしかして亀甲縛りされるのが趣味だったりしますか?
とりあえず1時間歩いたところで休憩いれます。
まだ大丈夫な様子です。
ココからが心臓破りの坂です。果たしてteruは無事クリア出来るのでしょうか?
ダッシュは大丈夫!
teruに合わせると何時になるか分からないのでマイペースで歩かせ、自分がどんどん先行します。
でも、あまり離れてしまうと危ないので、距離を考え先行します。
少し離れてしまったので再度休憩いれるかなと待っていると・・・
顔面蒼白のteruがヨロヨロな状態で到着ですσ( ̄∇ ̄;)
日焼け止めを厚く塗った? と、思うぐらい顔が白いteru
貧血気味だそうで
即休憩です。
右の頬っぺたぶつかってますが、気になりませんか?
やっぱりガチャガチャしてませんか?
体動かしなさい、有酸素運動しなさい、食事制限しなさい
何度も何度も伝えてきたが
言い訳三昧
それも屁理屈にもならない言い訳を並べる
となれば、体で辛い思いをさせて理解させるしかないのですが、彼の場合はそれでも痩せようとしないようです。
ダッシュと二人して呆れるを通り越し、見放す事で一致(^_^)v
2時間かけ予定していた入渓ポイントに着きました。
もっと歩けばもう少し楽な斜面があるだろうけど、もろもろ考慮し入渓する事にした。
結構な斜面だったけど、ズルズル行くような斜面ではないので中年太りなおっさんでもイケルと判断です。
7時20分ごろだったかな釣りスタートです。
天気は快晴!!
夏の岩魚釣りはこうでなくっちゃ!!
と思っていたら前半は天女魚メインでした。
大滝から上は岩魚のみだと思っていたのにf(^_^;
1時間ちょっとぐらいはプチゴルジュ風な渓相でした、大好物です。
巻く度にteru要注意となるので巻きを楽しむって訳にはいかず・・・
自分とダッシュは難なく降りられた場所では、体重オーバーで降りられません。
お腹が邪魔で降りられません。
完全にビビって降りられません。
なもんで、”短くなった”ザイルを出します。
ほんのちょっとした段差なんですけどダメでした。
それでも「絶対に痩せよう!!」とはならないのですがね。
変顔で笑わせようとしてますか?
ヘルメットカッコイイですね、でも・・・
プチゴルジュを過ぎてからはなだらかでノビノビラインを出せる渓相に変わります。
こちらの渓相も抜群です!!
9時頃からフィーバータイム突入です(^_^)v
完全に岩魚のエリアです。(たまに天女魚も出るが)
3人での釣り上がりだけど休む暇ないぐらい
ポイント毎に出てくる!!
綺麗なヤマトも登場!!
まさに 『The 夏の岩魚釣り』 です。
朝一と比べると水位は下がってきたし、活性がどんどん上がるのが手に取るように分かるのです。
狙ったポイントから素直に出てくれます。
神経使わず夏の大らかな岩魚釣り、言う事なし!!
前半苦戦していたteruもヒットさせてます。
お腹が邪魔でランディング辛そうですね?
ちょっとした段差
”普通”なら別にどうってことのない段差です。
でも、”普通”じゃないおっさんがいるでしょ。
左足を少し上げて岩に乗せてよいしょ!って登れば良いだけなんです。
でも、お腹が邪魔で足が上がらないらしい( ̄□ ̄;)!!
って別に思い切り上げると言うわけでもなく、ちょっと上に・・・ぐらいです。
そんなteruの姿を見たダッシュは助言するわけもなく呆れてスタスタ乗り越えて先に進みます。
そうなると、自分に泣きついてくる。
ダッシュが突き放したんだし、俺が甘やかす事はイカンなと思い。
別ルートをヒントであたえます。
そちらは足を持ち上げる必要はないけど、腕力で体を持ち上げる必要があります。
で、過保護になってはいけないので放置し上流に進み様子を見ていると・・・
なんとかクリアし上がってきた。
とは言え、あのぐらい越えられる体重とウエスト回りになって欲しいものです。
ダッシュはかなりタイトに攻めてます。
狙って釣ってます。
昨年まではなんとなくあの辺って言うプレゼンが目に付いたが、今年は格段に狙っているのが分かります。
なんとか8寸が出ました。
でも、これだけ数が出るともうワンサイズアップが欲しいところです。
掛け損ないは少なく、みんなバックリです(^_^)v
気持ちイイ~~って叫ぶのにピッタリなシュチエーションです。
残念な事にteruの口数がドンドン減っていきます。
11時近くになった時点で既にエンプティ状態なのが、その表情から読み取れました。
昨年と比べると・・・
言わずとも分かるだろう。
でも、本人はウォーキングしたりダイエットしてきた!
って、ドヤ顔するのです。 あのドヤ顔はマジでイラッとします。
グーで殴りたい衝動を抑えるのに必死ですf(^_^;
そんなフィーバータイムが突然終了
ピタッと反応がなくなった。
魚影が薄い区間なのか??
あまりにも反応が変わったので広範囲に探ると、竿抜けポイントから反応がある。
マジで?
とりあえず進みます。
ガーーーン
岩の上に濡れた足跡発見です。
ココまで来て頭跳ねられるとは(-_-#)
このまま釣り上がっても好転しない、そう考え退渓し下流に戻り入りなおす事にします。
車だったら即移動出来るけど、これだけ歩いてきてると簡単にはね、難しい判断です。
1名既に体力の消耗激しいおっさんいるしね。
林道にあがると・・・
teruは何も言わず、無言でロッドを片付けます。
入りなおすと言ったのに・・・
1時間半ほど戻り再度入渓するポイントでteruが来るのを待ちます。
予想通り『ギブ宣言』( ̄□ ̄;)!!
とは言え、十分予想出来てたので驚かなったけどね。
にしても、ココまで来てギブしちゃうとはねぇ~~
そうならないためにダイエットの大切さや体力アップについて、アレコレ言い続けてきたんだけど。
まぁ仕方ない切り替えです。
teruには一人で車に戻ってもらい、ダッシュとラスト1時間勝負です!!
天女魚3匹で終了です(^_^;)
4時過ぎ林道に出ると、空ではゴロゴロ鳴り始めた。
天気予報では1時ぐらいからゴロゴロ始まる感じだったので、良く持ってくれた、十分です。
あっという間に土砂降りです。
林道歩いていると1台の車が下ってきた。
林業関係者ではない車です。
運転手見てすぐわかりました、犯人はこいつ等だ。
松本ナンバーのデリカ
ゲートの鍵をなぜ持っているかは分からないが
一言だけ言わせてください。
「ふざけんな、クソ野郎!!!」
屋根がある場所まで移動し着替えて温泉を目指します。
たっぷり温泉を堪能し食事を済ませ宴会場に向かいます。
雨は完全に上がっているけど念のためタープを張り会場セッティングです。
食事は済ませているから肴のみ用意です。
涼しくて気持ち良い、東京の暑さが嘘じゃね? ってぐらい涼しいのです。
お酒が進むと半袖が寒いと感じるぐらい
こりゃお酒が美味いわけです(^_^)v
3人で居酒屋で飲む事もちょいちょいあるけど、やっぱココで飲む酒が一番美味い!
まずダッシュが脱落です。
彼は朝方人間なので夜はあまり強くないのです、お酒もあまり飲む方じゃないしね。
で、続いてteruもテントへ
自分がシュラフに潜り込んだのは確か22時半?23時?ぐらいだったかな。
もう少し飲みたい衝動に駆られたけど、次の日の事を考え自重します。
photo by ダッシュ
photo by ダッシュ
photo by ダッシュ
photo by ダッシュ
photo by teru
photo by teru
2019年8月3日(土)
天気 : 今日も激晴れ 雷雨(2時半ごろ)
気温 : やっぱり暑い でも渓では涼しい
水温 : 12℃→13.6℃
水量 : やや増水
ハッチ : ?
釣果 : 岩魚
Hit Pattern
テレ各種 #11、#13
6時半起床です。
シュラフのジッパーをほとんどあけて潜り込んでいたけど、いつの間にか完全にシュラフから外に出てましたf(^_^;
当然爆睡です!
爆睡した時の目覚めは言うまでもなく最上級な目覚めなのです。
深酒もしてないしねf(^_^;
朝食係はダッシュ
コーヒーも美味しく頂き少しだけまったりな時間を過ごします。
この時間も大切なのです。
この日は御嶽噴火で壊滅的な被害を受けた渓を調査させてもらう事にした。
結論、想像以上に酷い状態です。
以前の面影は一切なく、全く別な渓へと変貌していました。
渓相抜群で大好きな渓だったのですが、なんと表現して良いか分からないぐらいの変わりようです。
当然、生命反応は一切ない。
結構ショックです、でも自然が相手ですからね。
早々に見切りをつけて移動する事にします。
30分ほど移動した渓は雰囲気は良さそうです。
水に入ると・・・
キンキン!!
ウェーダーで良いぐらいで入ってられません(^_^ゞ
梅雨明けが遅く、この1週間は毎日のように雨降ってるし
出来るだけ水に入らないように歩きます。
「雰囲気良さそう」ってのがアタリ!
たまにはアタルのです(^_^)v
前半からそこそこ反応良かったのが、足を入れててもそれほど冷たくないな! ってなってからはバンバン来ます。
開きに陣取り我先にと食い掛かってきます。
こうなるとポイント絞りやすい!!
はい、昨日に続きフィーバータイムです。
ココでもダッシュはかなり攻めてます、あの攻め方が出来るようになったのは間違いなく上達の証です。
実際難しいポイント狙って引き出してたしね。
teruはと言うと・・・
これだけ活性が高いし魚の付き場を教えてあげても苦戦してます。
まぁそこそこ釣ってるけどね。
敗因は一目瞭然
攻めてるポイントが違うから
アドバイス聞かず我が道を行く!
それもアリだけどね。
このお尻どうにかなりませんか?
やはりランディングする時お腹が邪魔じゃないですか?
イイテンポで釣り上がります。
これほど活性上がるとは予想してなかったけど
フライはテレ系ならなんでもOK!
カディスは明らかに反応渋かった。
この渓こんなに魚影濃かったか? ってぐらいです。
サイズは8寸止まりだけどね。
滝までのつもりが、もう少し出来そうだしって事で
ちょっと渋ってるteruの表情を見なかった事にして滝を巻きます。
この滝上に来たのは6年振りぐらいかな。
今日一サイズ釣ったところで、ゴロゴロとなり始めます。
やはりきましたか
活性高いしサイズアップしそうな気配あるし、もう少しやりたかったけどね。
もう十分!!
2時過ぎ撤収です。
絶対に雨降るのにレインウェア持ってきていないteru
自業自得なので学習させるためにも土砂降りになるまで粘ろうかと思ったけど
優しさです。
着替え終わるまでは小雨程度だったけど、温泉に入ってたときは強烈な雷が鳴り響きます。
こんなの谷で食らったらたまらんなって言うぐらい爆音です。
今年も充実した『夏合宿』でした、言う事なし!!
お二人さん、お疲れ!!!
photo by ダッシュ
photo by ダッシュ
photo by ダッシュ
photo by teru
photo by teru