2015年 7月4日(土) 天気 : am 曇り 少しだけ日差しあり pm 小雨 水温 : まぁまぁ冷たい 気温 : 朝 14℃ 夕 13℃ ハッチ : ? 水量 : 増水 釣果 : 岩魚 HitPattern
羆パラ #10、12 羆ブラ #11、13 パラアントOD #11、13 パラアントOG #11、13 ピーコックイワナ #11 CDCカディス #10

photo by kin-san
今日は『開拓』です。 きんさんとの『開拓』です。 きんさんとの開拓ほど怖い事はありません。 東北の疲れが残ってますが、きんさんとの開拓です。 懸念事項が3つあります。 ①入渓 どうなっているか地形図からしか読み取れません。 途中まではいけそうだけど、最後渓に降りるとこどうなっているか心配です。 ②滝 中間地点に厄介な滝があります。 危険です。 ③退渓 どこから退渓するのか分かりません。 なもんで、今年衝動買いしたブツを投入します。 ヘルメットおじさんになりました(^_^)/ さ~て、降下開始です。 そうです懸念事項の①ね。 序盤に方向を間違えないようにと、二人してあれこれ言いつつ進む・・・ 地形図見ながら絶対に進んじゃダメな方向を二人で確認しながら進む・・・ あれ? あれれ? すんなり渓に降りれた(^_^ゞ ゲートから2時間強ほど。 増水してます(^_^ゞ 少し濁りが入ってます。 この水量で遡行出来るのか不安になります(^_^ゞ まっ、ココまで来たし、気にしてもねって事で開始すると・・・ 活性高いようだ!! でも、サイズが8寸ぐらいまでがメイン。 狙いはそうじゃないんだよなぁ~とネットも出さず、即リリース。 ちなみに、今回は2匹の魚しか撮影しませんでした。

谷が深いので薄暗いところが多い渓です。 おまけに曇りとなると・・・ 二人してフライの交換が大変な事になった。 アイが見えず、目とフライの距離が遠いこと(^_^ゞ 明るいところを探してフライを交換したりと、かなり苦戦(^_^ゞ
活性が高い状況は続き、そろそろガツンと一発を期待していたころ・・・ 流れが少し狭まりイイ感じの落ち込むが続いているポイント。 狙ったポイントに漂うフライが控えめなライズとともに吸い込まれた。
あきらかに強い引き!!

コンディショングーーな31cm(^_^)v
きんさんに一段上の流れを譲り、撮影しているとなにやら騒がしい・・・ ゆっくり撮影したいのになにか騒いでいる・・・ 撮影切り上げ足早に近づくと・・・ デカイ( ̄□ ̄;)!! 31釣って喜んだのもほんの束の間・・・ なんと35だって!!! マジ、この人デカイの釣るんだよ。 よく知ってることだけど、サラッとやっちゃうから可愛くない(@_@;) その後、急に渋くなり反応激減。 後で分かったのだが、その区間だけ水温がかなり低い事が原因みたいで、流れ込んでいる支流のどれかがかなり低いみたいだった。 懸念事項②の番です。
いや~マジビビった。 久しぶりにド緊張した。 久しぶりにキャン○マが縮みやがった。 ちょっと足を滑らせたら・・・とかじゃなく、とにかくヤバイって感じ。
途中まで登りピンソールミニを着けなかった事を後悔した。 装着する姿勢など作れない。 かと言って、もう降りれない。 ギリギリのところで踏ん張り耐える マジかぁ~と心で叫び 絶対落ちれねぇ~と心で叫ぶ 遂には、身動き取れなくなり ザイル2本繋げて強引に降り、また登る。 どうにか滝越え成功!!
ふ~~と安堵に包まれ小休止。 写真をとる余裕など全くなかった(^_^ゞ 後半戦のスタートです。 魚の反応が変わりました、これはまたまた期待出来そうです。 天気予報では午後から回復するって言ってたしね(^_^)/ 回復するって言ってたから出撃決めたしね(^_^)/ お~い、天気予報の面々よ~ 午後から雨降りだしたが、これどういう事よ。 天気予報で飯食ってんじゃないのかい(-_-#) まったく、土砂降りにならなかったからまだ良かったけどさ・・・ 結局午後はずっと小雨だったし( ̄0 ̄;) 右岸の岩盤がストレートになっているが、どうもその下はエグレてそうだ。 ポイントとしては左岸の巻きの方が良さげだが、右岸のその岩盤の際が気になった。
今シーズン活躍真っ只中の羆ブラにシュッシュッとフロータントを吹き付け指で整える。 シュポッと吸い込まれるフライ。 一拍置いて合わせを入れると、ギューーンとロッドが絞りこまれた。 間違いなく今日イチ!! ネットに収まった岩魚を見て、午前中の31より一回り大きく太い事はすぐに分かった。

ハイ、34cmゲット(^_^)v
若さを感じるこの岩魚は、まだまだ大きくなるんだろうなと感じた。 って事は・・・次に会う時は40UPか!? なんて妄想しながら優しくリリースです。
そうそう・・・ 懸念事項③をきんさんに確認した。 とくいち : 退渓どうします? きん : もち最後まで!
途中苦労するだろうけど、その退渓路はチョイスせず”最後”を選択するきんさん。 まぁ予想はしてたけどね(^_^ゞ
ちなみに、この”最後”と言うのは・・・ 釣が出来る最後の区間までと言う意味ではない。 最後まで登りつめて、源頭から抜けるルートと言う意味だ( ̄▽ ̄;) まぁ予想はしてたから、やっぱりね、少し期待していた自分が甘かった( ̄▽ ̄;)
と言う事で、最後の最後に一番辛い事が訪れる事が確定したので、残りの体力を考え省エネ活動を意識する。 その後も釣れます! 9寸ぐらいや、泣尺ぐらいはネット使わず撮影もせずリリースです。 ちなみに、きんさんは35を筆頭に尺上、尺、その他多数。 デカイのを1~2本ぐらいバラしたか!? そう言えば、自分もデカイの掛け損ねた(^_^ゞ もしかしたらアレは・・・ 考えるのはやめよう。 天気の状況は・・・ 相変わらず小雨・・・ もう一度言わせてくれ、天気予報、ふざけんなよーーーー(-_-#) もうお腹いっぱいになったので竿をたたみ、ピンソールミニを装着し源頭を目指します。 流れが徐々に細くなり、ついにはガレ場と化す。 GPSを頼りに取り付く尾根を見つけ、いざ!? ちょーシンドイっす。 ココに来るまでにだいぶ体力を消耗してしまっているので、かなりキツイっす。 一歩一歩ゆっくりと歩みを進める。 一度止まると動けなくなりそうなので、止まらずにゆっくり進む。 心臓バクバクです。 掴まった枝が腐っててヒヤッとし地面にしがみついたり、踏ん張りが利かなくなりズルッと滑ったり( ̄0 ̄;) そんなこんなで、たどり着けるか疑問だった遥か彼方の林道に出た時は疲労感と充実感に包まれていた。 これまでだと通例なのが・・・ ゴールが見えるとこまでは、きんさんはこちらのペースに合わせゆっくり進み
離れ過ぎないよう気をつかい、もう大丈夫!と言うところにたどり着いた瞬間に
『じゃ、お先!』ってパターンで、スキップorダッシュの光景を見てきた。
それが、今回はそのスキップもダッシュもなかったのだ!!! 流石のスーパーサイヤ人も疲労したらしい(^_^)/ ってことはだ・・・ 俺の疲労感ハンパねぇのはご理解頂けるだろう。 結局12時間半以上掛かったわけだが、車に戻り「お疲れ~~」の一言がなんとも言えない充実感でいっぱいだった。 無事、開拓終了\(^-^)/ その後は当然温泉に直行だったわけだが、温泉につかりながらあまりにも気持ち良くってしばらく動けなかった(^_^ゞ お疲れさまでした! & ありがとうございました!







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