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  • 執筆者の写真tokuichi

東北遠征


2013年 7月19日(金)~21日(日) 走行距離 : 1784km

 

2013年 7月19日(金) 岩手 天気 : 曇り 水温 : ? 気温 : 15~17℃ ハッチ : ない! 水量 : 濁流に近い増水、かな~り増水、かなり増水 釣果 : 岩魚 HitPattern

 CDCカディス  #10  パラアント #11  マシュマロピーチ #12  ピーコックイワナ #11

いよいよ東北遠征です!! 今年は3人(笑 でも、hitomi姉さんは観光です。 新横でお二人を迎え、イザ東北を目指す。 とりあえず、軽いジャブが・・・ まずは忘れ物 大事な大事な、お帽子をお忘れになったkazuさん。 お気に入りのお帽子を忘れるなんてねぇ~~ 改札を出てきたkazuさんのテンションがしらふの時のそれではなかった!? なんと、なんとーーーーーーーーー 新幹線の中で缶BEERに、自宅から持参したウイスキーをロックでグビッと引っ掛けていた。 『大丈夫や!』 『嫁さんが運転変わるからな!!』 『寝ないのはアカンから、酒飲んで車の中ですぐ寝れるようにしてきたんや!!!」 だそうです・・・ 車の中、酒臭いのですが・・・(怒 妙にテンション高めの人が1名・・・(^^ゞ 今回も沢山の出来事が御座いました。 しかし、その全てをこのレポでご報告する事は、本人の名誉に傷が付く事になるので、多くの出来事の中から”極一部”のみレポートする事に致しました。 予めご了承ください。 hitomiさんは岩手観光と言う事で、盛岡までお送りし、二人は初日の目的地を目指す。 この3週間降りっぱなしの雨でどうなっているのか・・・ 多少の増水で済むはずもなく、どの程度なのか・・・ 温泉に入って終わってしまうのか・・・ 不安要素盛り沢山の初日。 渓の状態は・・・ ガーーーーーーン

ガンガンな流れです(涙 濁りの程度としては釣り可能な範囲だが、この渓でこんな増水見た事無いし。 とりあえず入渓ポイント付近で流せるとこ流してみよう、となり支度をする。 ラッキーな事に、自分にいきなり1匹! でも・・・ やっぱむりっ! って事になり移動する事にした(汗 次の渓は増水しているけど流せるとこもある、十分やれると判断! が、しかし・・・ このお方ときたら・・・ 『増水、アカンねん』 『無理やわ』 『アカン、アカン』 などと、超ネガティブで弱音ばかり。 「そんなんで、どうすんだ!!」 「釣れると信じなければ、釣れるわけないだろ!!」 「どんなコンディションであろうがベストをつくせ!!」 それでも、マイナスな発言ばかりでダメダメちゃんぶり発揮(汗 そんな中、待望の1匹がkazuさんにヒット!! そしたら、そしたら・・・ 何を血迷ったか、調子にのって・・・ 『とくちゃん、勝負しようや!』 『数とサイズ、両方で勝負や!!』 さっきまで、メソメソ泣き言をほざいていたおっさんが1匹釣っただけでこの変わりよう(^_^;) 3日間案内を頼んだガイドに向かって『勝負せぇーーー!』とは、何様だ!! と言う事で、受けてたつ事にした!! 手加減なしで、ボッコボコにしてやる!! ※勝負の行方はレポの最後に記載しますので、ご期待ください(爆

その後はと言うと、kazuさんはやっぱり・・・ 俺は、苦戦しつつも何匹か追加する。 どの魚も、体にこすれたような跡があった。 増水から必死に耐え、岩でこすれたのだろう、なんか撮影する気になれずこの日は魚の写真はありません。 少しづつ水が引いてきているので、少し下流へ移動するも、やっぱりダメ。 と言う事で更に移動。 1.5h掛けて移動した先も、やっぱり増水。 ちょろっと試すも無理と判断し初日を終わらせる事にした。 温泉入って、ホテルに向かい、hitomi姉さんと合流し夜の部スタート! 久しぶりに夫婦漫才をライブで堪能(^_^)/ 話題は尽きることなく盛り上がる。 『あんな、とくいちがいちいちうるさいから、リーダーもティペットもしっかり用意してきたんや!!』 『ごちゃごちゃ、細かい事、言うよるから、ちゃんと用意したんや!!』 ときた。 当然、これにはカチンときたので、全力で応戦! ぶちかましてやった(爆 『ほっき刺し頼むわ!』 で、出てきた品を見て・・・ 『これなんや!』 hitomi姉さんと二人して・・・ 「ほっき貝の刺身ですよ、さっき頼んだでしょ!」 『わし、貝はあんまアカンのや!』 「はぁ~?」 「なんで、注文したんですか?」 『オススメのとこの一番に書いてあるから、美味い刺身と思ったんや!』 ...etc、etc それと、最近感じたのは・・・ kazuさんのお酒が、どんどん絡み酒になっていること。 無謀にもつっかかってくるから、正面から受け止め、容赦せず反撃するけどね(爆 ただ、今回はhitomi姉さんがいてくれたお陰でブレーキかかっていたようだ・・・(爆 たっぷり、夫婦漫才を堪能しお開きとなる。 果たして明日はどうなるのだろうと思いつつも、酔いが回りホテルに戻って速攻夢の中。

 

2013年 7月20日(土) 秋田 天気 : はれーーー!! 水温 : 12℃ 気温 : 15~23℃ ハッチ : ? 水量 : やや増水 釣果 : 岩魚、山女 HitPattern

 CDCカディス  #10、12、14  スパイダー  #14  マシュマロピーチ  #12  CDCアント  #14  ピーコックイワナ  #12、14  CDCピーコックぶら  #12  プードル  #11

5時半にホテルを出る。 hitomi姉さんは今日も観光です。 そのまま別行動となります。 思いの他寒い・・・ 昨晩の酒はあまり残ってなかったので、気持ち良く早朝ドライブを楽しむ。 2.0hほど掛けて思い切って移動、果たして渓のコンディションは!? イケル!! 多少の増水だが、かなり良い感じ!! 天気も1日晴れそうだし、今日はいけるかもと二人して一気にテンションアップ(爆 まず1本目は・・・ 残念ながら藪沢でした・・・(汗 間違いなく人は入ってない沢、奥が開けているかもしれないし、こう言うとこだから大物が潜んでいる可能性があるかもしれない。 でもね、kazuさんが超苦手としている覆い被さるような感じの藪沢

kazuさんの表情を見るとさっきまでとはまるで別人のように暗い表情、仕方ないか・・・

入渓後10分で引き返す(汗 いちおう、俺は1匹釣ったけどね。 次に向かった渓からが本番! 凄かった!! 俗に言う爆釣ってヤツ。 フライはとにかくデカイの!! パターンなんて何でもアリ(笑 昨日のテンション下げ下げのkazuさんは何処へ? 冗舌絶好調でkazuさんの勢いが増すばかり! 『案内してくれれば何処でもかまへん!』 と言うわりに、自分好みの渓相でないと、明らかに表情が曇りテンションが急降下。 当然無口になる。 自分の好みの渓となると、一気に表情が弾けて冗舌になる。 分かり易過ぎます(汗

kazuさんが納得サイズを1匹釣ったので、ちょっと安心し自分の釣りに集中し、サクッと一回りサイズアップを釣りプレッシャーを掛ける(笑 欲を言えば、もうワンサイズデカイのが出てくれると嬉しいが、とにかく活性が高くてレギュラーサイズオンパレード。 天気も最高だし、気温も丁度良い! 美味しい空気をたっぷり味わいながらテンポ良く釣り上がる、最高に気持ち良い。 がしかし・・・ kazuさんのバラシ癖は治っていない。 単なるバラシならまだ良い。 奥儀”狙ってる風フィッシング”炸裂(汗 俺の”出た!”に慌てて合わせを入れるも、時既に遅し・・・ これ、毎度のことね。 そろそろ、フライを見失うのどうにかなりませんかねぇ~~ 更には・・・ 秘儀”狙ってる風フィッシング時間差攻撃”までも炸裂(爆 俺の”出た!”にも反応せず、その後ワンテンポ遅れて合わせを入れ 『あ~~~~~~』 と、叫ぶ。 まさに、天才とはこの事を言うのだろう。 まっ、ガイドしている俺にしてみれば天才ではなく天災かもしれないが(笑

kazuさんあるあるネタ!? 確実にフッキングしたのをバラシているのに・・・ 明らかにフライに出たのに、奥儀・秘儀炸裂したとき・・・ かなり悔しがって、同じレーンを何度も何度もしつこく流す。 また出るんじゃないかと信じて何度も何度も何度も流す。 後ろから見ていて「もう無理ですって、出ませんって・・・」と思うも 可愛そうで可愛そうでそんな事言えません(涙 時間の無駄とも言うけどね(爆 「ちゃんと見なさい!!」 「キャスティングの精度をあげなさい!!」 「LL扱えないなら、扱える範囲の長さに調節しなさい、無駄にティペット長くしない!!」 「いっちょまえに見た目狙っている風なら、フライ見失うのそろそろ頻度を下げなさい!!」 と言う感じで、今回は挑発的に挑戦状叩きつけてきたので、超攻撃的指導で応戦(爆

午後移動した渓では、山女9:岩魚1と言った感じで山女が元気な渓。 ココでも、フライの直下からヌ~と浮上してきた良型山女を綺麗にバラすkazuさん。 見事なまでのバラシっぷり!! 結局、岩魚9寸、山女8寸までとなったが、驚異的な数釣を堪能出来た! 勝負事なので、めんどくさいけどちゃんと匹数を数えていたら・・・ 『良く覚えてられたなぁ~』とぬかしやがるこのお方。 あんたが挑戦してきたから、普段はツ抜けしたら数えないのにちゃんと数えていたんだぞ、なのにその言い草はなんじゃ! なめてんのか、〇ケ、〇ス!! 貸切温泉を堪能し、今夜の野営地へ向かい宴会突入です。 話題は尽きる事無く盛り上がる。 切り上げる時間を予め決めていたが、そんなものお構いなし、これ毎度のパターンね(笑 テンションがどんどん上がって、収まらないトーク(爆 じゃ、これ飲んだらお終いやと言いながら、更に盛り上がる! そろそろ本当にお終い! となって、30秒後には1人速攻テントの中へ・・・ そして、3分後には豪快なイビキが闇夜にこだまする。 夜中に雨が降りそうだから、出しっぱなしでは寝られないので、一人で後片付けをする俺。 豪快なイビキを聞きながら、一人片付けをする俺。 コンシェルジュか・・・とぼやきながら片づけをする俺。 寝床の準備も終わり、ようやく自分もシュラフに滑り込み就寝。 明日も手加減抜きで本気でぶっ潰すと誓うのでした(笑

 

2013年 7月21日(日) 秋田 天気 : 曇り のち 晴れ 水温 : 12℃ 気温 : 17~23℃ ハッチ : ? 水量 : やや増水 釣果 : 岩魚、山女 HitPattern

 ピーコックイワナ  #12  プードル  #11  CDCカディス  #10

いよいよ最終日!! 明け方雨が降りどうなる事かと思ったが、6時にはあがってくれた。 昨夜、1人で片付けしといて正解だったな。 東京の茹だるような暑さが嘘のように、涼しくて気持ちよい朝です。 5時起床、頭ガンガンです、二日酔いです(汗 kazuさんが起きてきません。 最終日半日しか時間がないのに、起きてきません。 なので、5時40分、強制的に起床させる(笑 昨日、予想外に楽しめたので気分的には大分楽になったので今日は大物狙いか!? 下流からチェックします。 増水しているけど、許容範囲で十分OK! 一旦上流までチェックし、戻って入渓。 渓に降りるとそこにはフライマンが・・・( ̄□ ̄;)!! 一旦戻り上流に入り直しでタイムロス。 活性が上がるのはもう少し先だろう、時間ないけどしばしゆっくり釣り上がる。 早々に俺がポンポンと釣るも、なかなか反応は渋い。 そしてまたもや弱気なkazuさんが顔を出す。 反応がなくって意気消沈 ネガティブモード発動(汗 『全然、アカンやん』 『ダメや、なんでやろう~』 ...etc

「明け方の雨や増水の影響でしょうから、そのうち活性上がるから大丈夫ですよ! と信じて集中してくださいね」 と伝えるも曇った表情は変わらない。 ほんと、人の意見を聞かないんだよなぁ~ でも、例の如く1匹釣れた途端、表情が弾ける(爆 でも、また反応がなくなると、ドスンと暗くなる(汗 先に納得サイズ釣ってくれないと、こちらも集中出来ないんだけど・・・(汗 と思っていたら、良い感じにロッドがしなっている! まずまずサイズの岩魚とご対面、もちろんご満悦な表情のkazuさん!!

これで、俺も一安心と言う事で・・・ 速攻でまずまずサイズを釣り、撮影中のkazuさんの元に見せに行く 正式計測結果、0.5mm大きかった(笑 ついさっきまで、サイズで俺より勝っていたのにねぇ~~ 喜びの最中に水を指す形になって申し訳ないですねぇ~~ 一旦車に戻り中流に入りなおす。 残り2時間少々

ここまでも、美形岩魚に美形山女!! 色白プリップリ!! まずまずな感じではある。 昨日と同様に欲を言えばもうワンサイズアップが欲しい! と思っていたところにkazuさんに 明らかにナイスサイズの山女がヒットーーーーーーーーー! で、お決まりの、バラシーーーーーーーーーーーーーー!(汗 膝から崩れる俺。 この時”も”、マジがっくりだった。

kazuさん優先で釣り上がるも、ライントラブルやバラシでなかなか苦戦。 最後の最後のポイントでも、残念。 気持ちよい風が吹きぬけ、気分は十分リフレッシュできた。 さて、帰りますか! とkazuさんの表情をうかがうと・・・ 納得したスッキリした表情に、こちらも安心した。 初日はどうなる事かと思ったけど、昨日・今日もこのコンディションを考えれば十分楽しめたと思う。 そう言えば・・・ 帰り支度をしていた時、俺のカメラを見て突然 『G12やん、何時こうた!』 びっくりを通り越して、大丈夫か? と心配になった。 俺がG12を買って、俺が使っているのを見て、kazuさんがしばらくたってから相談があって購入を勧めたのに。 おまけに、操作説明や、同封されているアプリの説明なんかもしてあげたのに、全部すっかり忘れていたらしい。 自分が先に買ったと言わんばかりの言い方で、おまえもG12にしたんか! と言う言いっぷり。 これも天然と言うのだろうか・・・(汗 新幹線の時間ギリまで粘ったので、飛ばしギミで駅を目指し無事kazuさんを送り届けた。 その駅へ向かう車内にて・・・ 『なぁ、なんで勝負する事になったんやっけ?』 『とくちゃんが言い出しんよな』 はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~?(怒 冗談とは思えない発言に、突っ込みではなく運転しながらでもグーでぶっと飛ばしそうになった(爆 このお方は、全身がお笑いで出来ている芸人なみの笑いのセンスを持っている。 更に特筆すべき事は、超がつく天然でもある。 自分自身は笑いの塊なのに、他人の笑いやジョークには疎かったりする(汗 素でオオボケかましてきたかと思えば、素で有り得ん事を言い出したりする。 それも真剣にだ! だから、たま~~にマジでイラッとする事がある(笑 別れ際、がっちり握手するも、心の中で「来年は考えるべきだなとつぶやく俺(爆」。 温泉に入り、帰路では仮眠2回で計4時間、それでも睡魔は収まらず、ギガシャキを注入するも睡魔との闘い。 結局12時間近くかかり、フラフラになって自宅到着となりました。 結局、今回も尺には出逢えず( ̄0 ̄;) 東北で尺に出会えないとは 去年もkazuさんとの釣行では出逢えなかった・・・( ̄0 ̄;) 嫌なジンクスになりそうなので、一緒の東北遠征に関しては、来年以降は要検討が必要かもしれんね(笑 それでは、お待ちかね、勝負の結果になります。 ※初日  岩魚の部    数   : win とくいち    サイズ : win とくいち ※2日目  岩魚の部    数   : win とくいち    サイズ : win とくいち  山女の部    数   : win とくいち    サイズ : win とくいち ※3日目  岩魚の部    数   : win とくいち    サイズ : win とくいち  山女の部    数   : win とくいち    サイズ : win とくいち 完勝!!! それぞれ、軽く圧勝だったな。 釣り上がりは結構優先させてあげたのにねぇ~~ 魚の付き場も教えてあげたのにねぇ~~ ボッコボコのフルボッコ、チンチンにしてやったわ!! このカケの結果、以下の罰ゲームが決定した ①テン泊釣行時に行く事があったら、俺の酒を全部kazuさんが背負って登る ②ozさんログにて、俺の車を手洗い洗車する ③渓流の流れにて、天然ウォシュレット姿を撮影 ④俺の我侭を1日24時間、フルに何でもずっと聞き続ける日を設ける 楽しい遠征でした!! ありがとうございました!!!

photo by kazu-san

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初日の募金額¥700 ① ¥600 ⑥ ¥100 2日目の募金額¥1500 ① ¥1000 ⑥ ¥500 3日目の募金額¥900 ① ¥800 ⑥ ¥100

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