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  • 執筆者の写真tokuichi

山梨


2018年6月22日(金)

天気 : 快晴!

気温 : 朝肌寒く 日中暑い!

水温 : 9.4℃

水量 : 増水

ハッチ : 小さいの

釣果 : 天女魚

Hit Pattern

 CDCネジブラ  #13、15

 CDCアント(OD)  #15

 CDCもじゃ2010”改”  #16

2年振りに訪れる事になりました。

昨年は自分の”都合”でアタック出来ませんでした。

そうです、きんさん、ぼっくりさんとなのです。

1週間ほど梅雨らしいぐずついた天気が続いてたのですが、この日は梅雨の中休みドンピシャです(^-^)/

2年振りに訪れたその渓は新しい堰堤が出来ていて、更に奥にも1基建設予定だとか。

渓の状態は増水です。

最近そこそこ降っていたようです。

ココは増水している方が魚の活性高くなるのでタイミングは良い、はずです!

早々に魚発見です!!

でも、中層で捕食している。

このパターン

嫌な記憶が蘇ります。(^_^ゞ

一筋縄ではいかないのです。

今日の為に巻いたフライ

そして、今日は1日7xで勝負です。

普段は細くても6xです、6xでダメなら潔く諦める!! なのですが、ココは違います。

どれだけ叫んだ事か、どんだけ凹んだ事か(^_^ゞ

反応するもフッキングに至らない

フッキングさせるもバラす

サイトでも、ブラインドでも、中層、もしくは底の方からってパターンです。

まだ水面を意識している魚は少ないようです。

ほどなくしてこの日1匹目とご対面です。

これでちょっと落ち着いて楽しめます。

この渓の特徴は滝が多いこと!

特大、大、中、小、とにかく滝が多いのです。

2~3つのポイントが終わると滝が表れます。

簡単に巻ける小さな滝ならまだしも・・・

そうでない滝が多く

その度に体力と筋力を奪われます(^_^ゞ

今時で言うと

『 ハンパねぇ~大滝 』

です(^-^)/

今日は久しぶりにAXISCOのパックロッドを持ち出してみた。

ベナベナでちょっと重たい

はじめ感触を思い出すのに時間が掛かり、ちょっと難儀したけど

それも時間の経過と共に解決し、狙い通り攻める事が出来るようになった。

このロッドを持ち出した理由は、実は大物との縁があるロッドだったからと言うのもあったんだけどね。

朝の内は寒かったけど、谷に日が差すようになると急激に気温があがり暑くなります。

朝一は水に入るの躊躇しながらでしたが、こうなる水の中にはいるのも苦になりません。

3人とも釣れてはいるがみんな同じようなサイズで8寸前後と言う感じです。

正直に白状すると・・・

そこそこサイズをこの日もやらかしたのです。

1度はきんさんの目の前でフッキングさせられず( ̄0 ̄;)

当然、きんさんからはプレッシャー掛けられます。

もう一度は誰も見てない時・・・

フライの出方は申し分なく、その口先の大きさからして・・・

でもね、フライの結び目から・・・

7xだから頻繁にチェックし大丈夫だと思ったのに、言い訳ですσ( ̄∇ ̄;)

計画よりも2時間ぐらい早く何時もの折り返しポイントに到着です。

1名、目がキラキラしている人はいます。

自分は当然ながらかなり体力消耗してます( ̄▽ ̄)ゞ

ぼっくりさんも大分お疲れのようです。

でもね・・・

ここで

ハイテンションきん  登場!!

久々ハイテンションきんの登場となってはどうにもなりません。

未開のエリアである、更なる上流を目指す。

まずは目の前の滝をどう超えるのか?

GPSで現在地点を確認し高巻く方向を確認です。

帰りの体力を残しておかないとならないのでペースを考えて登ります。

初めて足を踏み入れるわけで

地形図からは多少なりその地形は読み取れますが

やはり行ってみないと分かりません。

まぁワクワク感はあります。

でも、ココの渓に関しては不安も大きいのです( ̄▽ ̄;)

なんとかクリアし期待が膨らみます。

ぼっくりさんは休憩

ラスト30分としきんさんと更に上流を攻めます。

ラストのラスト!!

一発逆転!!

とはならず(^_^ゞ

でも、ここまで来れたので良しとしよう!

この日の釣果は3人とも同じような感じでしたね。

大物のチャンスはあったけど手にする事は出来ず。

それでなくとも手強いココの魚。

叫ぶこと度々

増水で複雑な流れに悪戦苦闘

ココに来る度、スキル不足を痛感させられます。

さ~てと、問題の帰路です。

何時も帰路はぎりぎりの状態でなんとか下山するのに、今日は更に上流まで来てしまっています。

出来るだけ渓沿いではなく山中を抜けるルートを選択するのですが・・・

計算通りに行かない時もあります。

はい、そうです(^_^ゞ

ザイルまで出してなんとか先に進んだけど、この先やばそう

標高を下げ過ぎず、でもそこその標高のルートを辿り、狙い通りのポイントに出たいのだが

疲労もあり思考も鈍っている。

はい、ルート分かりません( ̄▽ ̄)ゞ

遭難とは言わないけど、簡単に言えば迷子ですね。

このまま進めば、更に状況悪くなり大変な事になりそう、そんな予感はしました。

結論・・・・

「 来た道を戻る!! 」

と言っても道があるわけではない

途中ザイル使ったよね(^_^ゞ

だいぶ時間をロスします。

こりゃヘタすれば日没までに戻れないな、なんて事が頭をよぎります。

自分ときんさんは最悪ビバークしても良い装備で来てます。

後で確認したら、ぼっくりさんは何が何でも帰るって思ってたらしい(^_^ゞ

ザイルポイントをパスする為に標高を上げて戻ります。

そしてそして、ヘトヘトになりながらルート復帰です。

でも、帰路の本番はまだこの先なのです。

まだ3/4ぐらい残っていて、通常で4時間近い距離が残っているのです( ̄▽ ̄;)

自分・・・やばいっす。

両膝きちゃってます。

爆弾抱えている膝が悲鳴を上げ始めました。

こうなるとかなりピンチなのです。

この何年かは痛みは出てなかったのに。

痛みが出る理由、シチュエーションはハッキリしているので普段は注意しているけど

膝を注意するような余裕がない状況

そう、さっきみたいな状況が続くとね( ̄▽ ̄;)

残り持つのか?

痛みが増す事ははっきりしているので、少しでも負担を減らすように歩きます。

とは言え、平坦で散歩のようなコースではないのでそうも言ってられないのだけどね。

休憩でストレッチをし、少しでも回復に努めます。

当然、お二人は余裕っす!

きんさんに限ってはアドベンチャーコースに入った途端元気が沸く体をしているのです。

ですから、今の自分のペースは遅すぎてストレスになるはず!

でも、もう無理! って感じなので更にペースを落とします。

そしてそして・・・

林道まであと少し! ってところまで戻る事ができました。

ココまで来ればもうあとは心配ない!

と言う気の緩みか

ちょっとした事に、リアクションがオーバーになり

足元おぼつかないのにリアクションしてしまい

なんと最後の最後に

The 沈

全身ビッショリです( ̄▽ ̄;)

浅かったけど、受け身も取れず

ずぶ濡れです。

林道に出てからは更にペースダウン

両膝の痛みに耐える

全身疲労困憊?

いやいやそんなモンじゃない

適切な表現が見つかりません。

そりゃもう限界なのです。

二人には申し訳ないけど、とにかく歩くペースを落とさせてもらった。

ヘタしたら歩けなくなるしね(^_^ゞ

そんなこんなありつつ

無事ゲート到着!!!!

いや~マジでキツかったぞ!

出発が4時15分ごろ

そして到着が

なんと

19時20分過ぎ!!!!

15時間経過

短い距離ならまだしも

かなりの距離を歩き、更にその行程が超ハード

そんな15時間です。

帰路は結局5時間掛かりました。

帰るだけなのに5時間ですよ、凄すぎません?

その5時間の内、林道は1時間だけ・・・(^_^ゞ

良く持ちました!!

こうなると釣果ではなく、無事戻れたこと、それが全てになります。

今日の釣行は、自分のこれまでのフライ人生で過酷さ第二位を獲得です(^_^)v

こんな釣り、何時まで出来るのかな?

今年50歳を迎える自分です。

あと1年? 2年? 3年?

回数で考えると残りが僅かなのが実感出来ますね。

でも・・・

やはり、15時間はないかな(^_^ゞ

こうなるととにかく温泉です!

一番近い温泉へまっしぐら

体も頭も全く言う事聞かないぐらいの疲労です。

湯船でありえないぐらいぐったりです。

他のお客さん驚いてたのではないかな(^_^ゞ

でも、やはり温泉効果は凄い!!

なんとか自宅に帰るだけの体力復活です。

SAで飯くって仮眠です。

もうこの際だから好きなだけ寝てしまえ!!っていう仮眠です。

2時間半爆睡(^-^)/

きんさん、ぼっくりさん

 ほんと、お疲れさまでした!!

 ありがとうございましたm(__)m

photo by kin-san

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※この時は、まだ多少なり余裕があったf(^_^;

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photo by bokkuri-san

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