2020年8月20日(土)
天気 : 晴れ ! のち 雷 のち 雨
気温 : 18~22℃
水温 : 13.4℃
水量 : 渇水
ハッチ : なし
釣果 : 岩魚
Hit Pattern
蝦夷リスβ #13
各種CDCブラ #13
スパイダーM #16
本当は金曜休んで出撃予定が、仕事休めず。
どうするかなぁ~と考えていたら、ぼっくりさんから連絡が入りご一緒する事に決定です。
高速で激しい睡魔に襲われPAで仮眠をとる事にします。
3時間近く寝れそうだから、シートではなく後ろに寝床を作って完全に横になります。
でも、寝られたのは2時間ぐらいかな・・・
予定通り5時に待ち合わせに到着、ほどなくしてぼっくりさん登場。
ぼっくりさんとの釣りは、なんと2018年6月以来!
2年2か月振りです!!
なんどか飲んではいたがね。
今シーズン初のウェットウェーディングのつもりだったけど、昼から雨だしなぁ~
おまけに、ソックスは持ってきたけど、ゲーター忘れた(^^ゞ
新しいソックスを購入したから、そちらを持参したらゲーターは古いソックスと一緒だったのをすっかり忘れていたのです。
じゃ、ウェーダーだなと着替えます。
5時半ごろスタートです。
早々挨拶に来てくれたのは手乗り岩魚。
2度食いそこない3度目ようーやくフッキング
フッキングしたと思ったらすっ飛んできた(^^ゞ
この日は昼から天気が崩れる予報でした。
それも大嫌いな雷付きです。
だから、それまでの勝負なのです!
この日のぼっくりさん、足取りが軽く、とても身軽に釣り上がっていきます。
コンディションが良いのが一目で分かります。
それに引き換えわたくしはと言うと・・・
体が重い(^^ゞ
エアコンにやられ、暑さにやられ、おまけに完全に運動不足。
その差は歴然でした。開始早々に明確になったのです。
とても涼しく気持ち良いのは言うまでもなく
殺人的な暑さが嘘のようです。
チビがHitすると、ぶっ飛んでくるので、合わせを強すぎない程度に加減していたら
ぶっ飛んでこないのがHit!
おっ、そこそこの手ごたえ!
と思ったら、サイズは20cm満たない(^^;)
これはチビ効果ですね。
時折レギュラーサイズが出てくれる。
でも、みんな白泡下かエグレからです。
梅雨明けから一気に渇水が進んで3wだからね。
魚を撮影するとき、何処にピンを合わせるか意識しますよね。
自分は目に合わせたり、尾ひれや、パーマックだったり、その時々で変えてます。
でも、目にピンを合わせる事がだいぶ難しくなってきているのです。
正確に言うと、ピント自体があっているかどうか判断が出来なくなっている。
そこへきて、目と言うピンポイントとなれば尚更。
と言うのも、デジカメの液晶だと、自分の目には全体がボケボケなのです。
タッチパネルだから、目と思しきポイントをタッチし、フォーカスさせ撮影しているが
PCで確認すると、ちょいズレたりしている。
もしくは、全然ピントあってねぇし! なんてのもある。
太陽がしっかり降り注いでいてくれえば、まだピントは合いやすいが、少しでも日陰だったりすると尚更です。
コイツは目にピンがあったと思います。
そんな老眼ネタは沢山ありますが・・・
なんと、ぼっくりさんはハズキルーペユーザーでした!
かけてみたけど、確かに見やすい!!
タイイングで使っているのは100均だから、どーかなって思ってはいたけど。
諭吉1枚消えるので躊躇していたけど、やっぱ目に優しいのって大事だよな。
なんて思うのです。
この渓は比較的ヤマトの血が濃いのが多かったのに、釣れたのはみんなドニッコウでした。
交配が進み完全に侵食されてしまったようです。
餌師の仕掛けの残骸が多くみられた。 餌箱もあったし、仕掛けそのものが捨てられていた。魚は持ち帰るがゴミは捨てていく、ほんとに理解に苦しみます。
昼までの勝負だからガンガン釣り上がります。
まともに釣りするの久しぶりですからね!
とは言え、体が重くて重くて・・・(^^ゞ
谷に日が差すようになると、景色ががらっと変わります。
明と暗、光と影、どちらか一方ではダメなのです。
かならず両方セット。
その織りなすコントラストが大好物です。
渓流はまさにうってつけ。
谷が深く、V字であればあるほど、そこを強調してくれる。
刻一刻と変化するその景色の中で過ごす時間。
陽ざしの角度で輝きも変わり美しさが変化します。
日常では絶対に味わえない時間なのです。
そんな贅沢な景色と時間を独り占めできる、この幸せ者!!
今回は二人締めですね。
ココでしばらく腰を休め、ボーーーっとしたら?
って誘惑に負けそうになります。
いや、たまに負けます。
誘惑に勝つと、その先に更なるご褒美が待っていたりします。
残念ながら写真がヘタクソで皆様には伝わり切らないだろう。
まっ、ココにこの時居る特権と言うことでご勘弁願います。
残念な事に上流はだいぶ魚影が薄くなっていた。
昨年のダブル台風で流されたのだろうね。渓相もだいぶ変わっていたしね。
今日もラバーのウェーディングシューズを履いたのですが、上流に進めば進むほど渇水が進み、結果より滑りやすい状態でした。
どうってことないとこでも滑ります。
でも、前半は全く滑らず快適だったけどね。
ただ、やはり斜面の登り降りや林道歩きは断然楽です。
超渇水時は要注意です。
倒木がポイントに覆いかぶさり、幾重ものトラップが仕掛けられたポイント。
難易度Maxです!と言うポイントです。
分かり易く言うと、一か八か打ち込むだけと言うポイントです。
フライを通すラインを数㎝間違えただだけで、その幾重にも張り巡らされたトラップに引っかかる。流せるラインは短い、フライのピックアップで再度トラップにかかるのは間違いない。
となると、勝負は1度キリ!
たまにはマグレと言うのがあるのです。
狙い通りのラインにフライラインが通り、フライを狙ったポイントに届けてくれた。
そして、狙い通り浮上してくる岩魚。
こんなところ早々ねらうヤツはいないだろう。
ましてや餌師の提灯釣りでも難しい。
だから、比較的警戒心が薄い!
だろうと踏んでいたが、まさにその通り。
納得の岩魚です!
でも8寸だけどね(^^;)
12時を過ぎると、少しづつ雲がかかってきた。
2人して空を見上げます。
そろそろかなぁ~と
12時半頃、いよいよ鳴り始めた。
じゃ撤収しますかね、と!
それにわたくしだいぶヘバッておりましたのでね。
新しいルートを開拓しようと言う事で地形図確認し、二人の意見が合致。
崩落斜面を登り、支尾根を越えて林道に出るルートです。
分かり易そうなコルが目指す方向です。
そのコルを超えた先に林道がある。
その崩落斜面が思っていたよりも足場が悪く
置いた足元がガラガラと崩れていきます。
途中までは難なく登れたのに、もろ過ぎて動けなくなる。
鈍った体には良い運動です!
狙い通りコルを見つけ、支尾根を越え、その先の林道に出ます。
この日もっとも驚いた出来事です。
自分は完全に息があがり、呼吸が乱れまくりでした。
しかし、ぼっくりさんはと言うと・・・
一切、息が乱れていない( ̄0 ̄;)
普通の呼吸をしているのです。
毎週のようにちゃんと体を動かし有酸素運動しているおっちゃん
全く有酸素運動してないおっちゃん
この差は歴然です( ̄▽ ̄;)
斜面を登っている時からゴロゴロドッカーーンと鳴り響いていたのだが、だんだん近づいてきたのが分かります。
鳴り響く雷鳴!
ゴロゴロやドッカーーンだけでなく、バッキーーンなんて音もなります。
雨粒がまだ落ちてこないけど、吹き抜ける風が変わったから時間の問題。
でも、汗かいてそこにこの風です。
気持ち良いに決まってます。
やはり健全な汗は必要なのです!
我々が車に戻るのを待っていたかのように、リアゲートを空けた瞬間雨粒が落ちてきた。
二人して、お~~ラッキー! となります。
12時半に撤収し、車に着いたのが13時40分過ぎ。
初めのガレ場を注意すれば、あとは楽なルートです。
林道には地味にアップダウンがあるけどね。
この天気だし、これにて終了です!!
もちろん、その後は温泉を堪能です。
この時間だからお客さん少なくソーシャルディスタンスを意識せずともガラガラです。
そして、湯船に浸かりながら思うのです・・・
あと、1ヶ月ちょい、どーーっすかね。
例年のラスト1ヶ月は訳が違います。
鈍った体を少しでも目覚めさせないと、オフが大変な事になるしね。
歩く釣りをすべし!!
そう言うことだな(^_^)v
ぼっくりさん
ありがとうございました!
photo by bokkuri-san
photo by bokkuri-san
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#フライフィッシング #岩魚 #山梨
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