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  • 執筆者の写真tokuichi

東北遠征


2017年6月29日(木)~7月1日(土)

走行距離  1698km

 

秋田

2017年6月29日(木)

天気 : 快晴!!

気温 : 15~23℃

水温 : 13℃

水量 : 渇水

ハッチ : 小さいの

釣果 : 岩魚、山女

Hit Pattern

 パラブラ部隊各種  #11、13

 CDCブラ部隊各種  #11、13

 スパイダー  #14

 CDCカディス  #10、12、14

東北一人旅です!!

東北一人はなんと6年振りです。

となれば・・・

開拓欲満タンで東北道をひた走ります。

”カイタク”って響き、ワクワクしますよね(^_^)/

今回は

①馴染みの渓はやったことのない区間にする

②新規開拓も盛り込む

③その時の閃きで渓をチョイスする

です。

まぁ、③は時と場合によるし、閃かない可能性もあります。

アンパイな釣行はしません!( ̄- ̄)ゞ

22時自宅を出発し、林道入り口に着いたのが7時半です。

やっぱ遠かった( ̄▽ ̄;)

ヘロヘロだったけど、渓を見た瞬間復活です!( ̄- ̄)ゞ

ココは以前中流域に2時間ほど入った事がある渓です、今回はやったことのない上流を攻めます。

①ですね。

昨年8月末に2年半ぶりに林道が通れるようになった、事前に確認し今年は通れると。

上流にもたぶんゲートがあるだろうと予想はしていたが、思っていたよりも少し下流にロープが張られていた。

施錠はされてない、ロープは簡単に外せる。

入ろうと思えば入れる、でも当然入りません。

ちょっと悩んだけど(^_^ゞ

良い子のみんなも入らないようにね!

それよりも、そのロープのところに車1台、たぶん餌師だと思うが、釣り上がったのか下ったのか分かりません。

悩みます。

仕方ない、少し戻っての入渓をチョイスです。

なんだかんだで8時半スタート!!

渇水です、噂通り降ってないのが一目瞭然です。

こりゃ厳しいかなぁ~と言うスタートになりました。

それがなんと・・・

バンバンきます!!

渇水?

そんな事一切お構いなし!!

いきなり肩からお出ましです。

前半は岩魚のみだったが徐々に山女も!!

岩魚と山女入り乱れてフライを取り合います。

パターンは多少チョイスが必要でした。

パイロットはCDCカディス、でもなんかしっくりこない。

あれこれ試した結果、CDCカディス以外なら何でもあり(^_^)v

ただ・・・

岩魚は基本なんでもアリだったけど、山女はハックル大き目のパラ渓を選り好みしていた。

CDCのブラ下がり系と比べて明らかに反応も、食い方も違っていた。

CDCのブラ下がり系は万能で山女や天女魚狙いではド定番なんだけど、この日は違っていたな。

この2週間の間に、沢山の肩にウイルスメールをお送りさせて頂いたお蔭でバラシ病が劇的に改善されていました。

関係者の皆様には御礼申し上げますm(__)m

驚くほどバシバシ決まります!!

早くもお腹いっぱい近くなってきた、でもサイズが伸びません。

じゃ移動するかなと11時半切り上げます。

今度は新規開拓です。 ②です。

峠のクネクネ道を進み向かった渓は・・・

想像していた感じよりも小さい

でも、頭上が開けているので、凄く明るく感じます。

高いポジで木々は生い茂っているが、結構高いので解放感を感じる事ができます。

普通この規模の渓ならもっと枝が張り出しやりに難いし暗いです。

更に苔も綺麗だし、この渓かなり好みです!!

釣果が伴えば、お助け沢3号任命です(^_^)/

それなりに場荒れしているだろうと覚悟していたが、なんのなんの午前中の渓より岩魚の反応は大らかです。

ゆったりした出方の岩魚が多いです。

この渓では、CDCカディスで通しました。 反応抜群です。

釣り上がるにつれサイズアップ!

9寸オーバーが何本か出たけどそれ以上は出ませんでした。

ちなみに、今日イチはちゃんと獲れましたよ、バラシませんでしたよ。

もっと奥を詰めてみたかったがタイムオーバーです。

初めての入渓ってことで退渓路探すのに少々悩み面倒な藪漕ぎで一汗かきました。

そう、汗をかいたら温泉です!!

普段ソロの場合15時半頃を定時としているけど、この日は16時過ぎ引き上げとなりました。

なもんで17時15分温泉着、ちょっと遅めです。

ココの温泉は熱い!!

温いのが好みの自分としては半身浴状態でゆっくり堪能します。

そして19時半ごろより一人反省会です!!

一人反省会だと言うのに23時まで飲んでました。

徹夜でのロングドライブだったのに、我ながらタフです。

でも、シュラフに潜り込んだとたん即落ちです・・・。

明日は、どんな1日になるのか楽しみです!!

 

秋田 2017年6月30日(金) 天気 : 今日も快晴!! 気温 : 17~24℃ 水温 : 12℃ 水量 : 渇水 ハッチ : 小さいの 釣果 : 岩魚、山女 Hit Pattern  パラブラ部隊各種  #11、13  CDCブラ部隊各種  #11、13  スパイダー  #14  CDCカディス  #12

一度も目覚めることなく爆睡です。

目覚ましの携帯が鳴るよりも早く目覚めました、時刻は6時半です。

慌てる必要ないし、贅沢にも二度寝をする事にしました。

二度寝が出来る事の幸せを噛みしめ寝ます(^_^)v

7時に起き、気持ち良い朝をこれでもかってぐらい味わいます。

昨日、たっぷり楽しんで十分過ぎるぐらいの数釣りだったし

さて、今日はどうすかなぁ~と

ぼ~~~と景色を眺めながら考えます。

8時過ぎ入渓ポイント到着です。

まずは①として、以前から攻めてみたいと思っていた渓の上流です。

やっぱり渇水・・・

ココは多少増水ぐらいが良いんだけど・・・

そうそう、昨日もそうだったんだけど、100均の鉄砲が大活躍です!

今年も熊が多いみたいです、出会い頭だけは避けたいですからね。

様子をみながら丁寧に攻めます。

岩魚が良い感じに出ます!

既に開きに出ているし、食い気が感じられます。

山女も出るようになりました!!

昨日同様で確変突入です(^_^)v

どっからでも出てきます。

バラシません!!

でも、サイズが伸びません(^_^ゞ

小指サイズが連発します( ̄▽ ̄;)

11番フックでも小指サイズが綺麗にフッキングします( ̄▽ ̄;)

でも、バラシません( ̄▽ ̄;)

ワンパク小僧が血気盛んにフライに食いついてきます。

さてと、困ったぞ・・・

このままだとチビの相手で終わってしまう。

どうにかサイズアップを目指し工夫しますが、なんせみんな元気で困ります。

なるべく大物がついてそうなポイントに絞り釣り上がります。

小場所は当然飛ばします。

そうすると・・・

手前についているワンパク達が走る走る(汗

距離取ってワンパクに気付かれる前にお父さんお母さんを狙うも出るのはお兄さんお姉さんクラス。

既に数はもうイイからって贅沢な事を呟いてます。

今日も天気に恵まれ最高の釣り日和です。

この状況を独り占め

なんとも贅沢な時間です。

ガツガツしないでゆっくりだなと腰かけ一服していると・・・

少し遠目のポイントでライズ発見!

すぐには狙わず観察です。

アレ、山女っぽいな

どうやら3匹ライズしているようだけど、2匹はワンパクだ

どうやってその1匹を狙うか考えます。

作戦を立てます!

ワンパク2匹はどうやら比較的近いポジであまり動かずライズを繰り返している

残りの1匹は定位せず、気まぐれのようにフラフラしながらライズを繰り返している

ワンパクに気付かれないポイントにフライを落とします。

狙い通り一発!!

パンパンに太った良い山女、もうワンサイズ大きいと見ていたけど納得の1匹です。

この日も昨日同様、山女には大き目のハックルパターンが効果的でした。

岩魚はテレ系ならなんでもOK!!

ワンパク達は食えるかどうかなんて考えてない、とりあえず口に入れとけ! って感じです( ̄□ ̄;)!!

予想以上に好反応で中々先に進めず、予定していた退渓ポイントには45分オーバーで到着です。

25cmぐらいまでは飽きるぐらい釣れたけど、残念ながら納得サイズは出ませんでした。

はっきり言って釣れ過ぎです(^^)/

後半戦向かう先は・・・

昨夜届いた調査依頼を果たします。

事前情報は渓の名前のみ

行って驚いた

谷が深い!

と言うか、深すぎて入渓出来るとは思えず・・・( ̄0 ̄;)

無理なら無理で偵察完了!! って感じで良いかと思いつつ林道を走ります。

ところどころで車を止め谷を覗きこみますが、とてもとてもムリ( ̄0 ̄;)

林道が分岐しているとこ発見!

これはもしや・・・

渓に近づくポイント発見です、でも地形図見る限り退渓ポイントは行ってみないと分からん! って感じです。

この感じだとこの区間をやる人多いだろうと言う事は容易に想像がつきます。

だって、他降りるとこ限られているようだし(汗

時間掛けて探索すれば、それなりに釣り出来る区間はあるのだろうけどね。

魚影は濃すぎず薄すぎずって感じです。

もっと場荒れしているかと思ったけど、そうでもない。

流石秋田です。

釣り上がりやすい小渓流

でも、そこそこ広さもある

落差はそんなにないけどポイントは多く狙いやすい

渇水してなければまた雰囲気違うだろうなぁ~

このあたりはいろいろ調査してみる価値あるかもね。

でも、あの深い谷は無理だけど( ̄0 ̄;)

ポンポン釣れます、8~9寸ぐらいって感じです。

普通に考えれば、これはこれで十分なんだけど、昨日と言い、今日の午前中と言い驚くほどの数釣だったのでね。

沢からの流れ込みが滝となって落ちているポイント

水深もある

大き目の沈み石があり、絶好のポイントとなっていた。

ココは絶対におる!!

1投目・・・

漂うこと数秒でフライが吸い込まれた!

一拍置いて合わせると・・・

スカッと空振り

いや、ちょっと針はかすっていた感触があった。

ガックリです。

でも、もしやと思い、ちょっと間をあけて

2投目・・・

デジャブ? のように全く同じようにフライが吸い込まれる。

当然、一拍置き合わせます。

良し!!

しっかりフッキングです。

やっぱりバラシ病を周囲にばらまいた甲斐があります(^_^)v

納得の泣尺です。

古い堰堤が現れました、地形図には載っていません。

歴史を感じる堰堤で雰囲気があります。

さてと・・・そろそろ時間で、引き上げますかね。

問題の退渓です。

退渓路を探すも見つかりません。

たぶんこの斜面を越えて行けば林道に出るだろうと言う方向は分かります。

でも、藪が凄くて

目視出来てない先にも更に濃い藪があったりすると泣いてしまうだろう

何より藪の中で山親父とご対面はしたくありません。

なので、ココは潔く川伝いに戻る事にします。

ルート開拓はまた別の機会って事にしよう。

17時を少し回ったころだったかな、里に下りて天気をチェックするとどうやら下り坂のようです。

岩手の方が持ちそうなので移動を決めます。

本当は他にも新規開拓したい渓があったんだけどね、また別の機会にします。

となるとまず向かうは温泉です!

温泉は開拓しません。

お気に入りの温泉に向かいます。

平日でガラガラ、当然のんびり堪能します。

いや~~のんびりし過ぎました。

目的地に到着し一人宴会開始が21時になってしまいました。

外飲みが気持ち良い季節になりましたね。

自宅から白州のボトルを持ってくるのを忘れ、コンビニで小瓶をかったのですが、やっぱり綺麗に空になります。

いや~~気持ち良い!!

渓相抜群で釣り上がりが最高に気持ち良い

更に沢山の魚に相手してもらう

一人旅満喫です!!

 

岩手 2017年7月1日(土) 天気 : am 9時頃からポツポツ、降ったり止んだり

     pm 13時過ぎから晴れ! 気温 : ? 水温 : 12℃ 水量 : 渇水 ハッチ : ? 釣果 : 岩魚 Hit Pattern  パラブラ部隊各種  #11、13  CDCブラ部隊各種  #11、13  浮力重視テレパラ  #10  CDCカディス  #10

暑くて4時頃目が覚めた。

トイレに行ってから、ドアを開けっぱなしで運転席で涼しい空気に包まれボ~~とします。

6時半前だったかな目が覚め外を覗くと曇り空です。

雨雲チェックすると午前中はちょっと降りそうです。

この雨雲の原因ははっきりしています。

本当なら、今日は友人が山梨に出撃する予定でした。

でも、昨日の昼間の時点で取りやめ

結果、雨雲の北上が早まったと言うわけです(ー_ー;)

その友人は雨雲を呼び寄せ、引き留める能力を持っているのです( ̄▽ ̄;)

今日の目的地は馴染みの土地で無数にある支流はそれなりに探索尽くしています。

それでもまだやってない区間もある、候補は2つ。

まず向かった先、下流はそれなりにやったことあるけど中流から上流は全く竿を出したことがない渓です。

どの区間をチョイスるか! 鼻が利く時と利かない時があります。

この日は鼻聞きました、大当たりです(^_^)v

ただ、薄暗い渓は山親父出そうな雰囲気がプンプンです。

8時過ぎから11時半まで、マジで驚いた。

2日間かなりの数釣りを堪能していたが、それを越える釣果となり、自分でも怖いぐらいです。

9時ぐらいから降りだした雨は降ったり止んだりです。

薄暗い中、ローガン鏡を使わず、一発でアイに通す事が出来た時のラッキー感といったら半端ない!

Yes!!

と軽く呟く

しかし、ティペットの端をカットするとき、良く見えて無くカットしちゃダメな方をカットする

No~~~

と大きく呟く

秋田ほどの渇水ではないが、この雨で確実にスイッチが入ったのだろう

狙い通りのポイントから出る?

ポイント毎に出る?

いやいや、そんなモンじゃありません。

狙っていようがいまいが、フライが流れれば釣れている(^_^)/

あちこち陣取り我先と1つのフライめがけて数匹が突撃です。

比較的な大きな巻き

1投目、イイ感じに流れるも反応なし

あれ???

2投目、大外のキワッキワを送りこみます

出るなら”ココ!!”ってポイントで、シュポッとフライが吸い込まれます。

この時点で大物である事確定です。

ロッドに伝わる感触で、予想よりも大物であることが判明

エグレに潜り込みびくともしません。

フライが外れ岩に引っかかったか? と思うほどです。

少々強引に引っ張ります。(これ、たぶん間違いだった・・・)

そうしたらエグレから出てきた!

グングン引っ張るパワー、明からに尺上です。

浮いてきません( ̄□ ̄;)!!

グッとこらえた瞬間

ロッドがパンっと跳ね返った・・・(  ̄▽ ̄)

もうこの時のショックと言ったら

ありとあらゆる言葉を使い、そのショックを和らげようとするも全く効果がありません。

たぶん、尾ひれに引っかかったスレだな。

だからあんなに重かったんだと自分に言い聞かせます。

クッソーーーー

ヘタクソ!!!

大事な時にしでかすパターン、今年多いです。

この1匹を引きづりまくりです。

その後・・・

8寸、9寸連発

泣尺も2匹だったか出た

これで傷も癒される!!

なわけないし・・・

今でも悔しいっす。

驚くほどの数釣りを経験したのに、あの1匹が・・・

靄が立ち込めちょっとビビります。

もう一つの渓に移動するか悩みます。

今日は移動はイイかなって事で、一旦車に戻り一つ下の区間を釣り上がる事にします。

でも、この区間パッとしません。

午前中に入った区間が抜群だったのがこれで分かりました。

お日様が出始めたので車に戻り更に上流へ移動します。

もちろん、山親父には注意です。

午前中のようなペースでは釣れないが、それでも十分なペースで釣り上がります。

小さなポイントでも2匹とか3匹普通に出てくるしね。

でも、あの1匹が・・・

はぁ~と溜息です。

結構上流まできました。

そろそろ頃合いかなと言うところで、最後のポイントでちゃんと釣れてくれた9寸に感謝です。

車に戻り帰り支度をしていると1台の車が近づいてきた

釣り券の確認かなと思ったら

下に熊がいたから気をつけてな、と。

どこらへんですか? って聞いたら

どうやら午前中に車を止めてたとこのようだ

慌てて車に乗り込み向かいます。

車内から撮影だ! と向かうも姿はなく・・・

まぁ、車に戻った時に出くわさなくて良かったかな( ̄▽ ̄;)

温泉で汗を流し帰路につきます。

車内には微かに香るパワー森林香の香り

この香りはまさに東北の想い出です。

6時に高速に乗り自宅着が4時半過ぎ、やっぱ圏央道開通は体に優しい!!

しかし、高速代だけで往復で2万以上と財布には優しくない。

2泊3日の一人旅ではダントツの数釣りとなりました。

尺には出逢えなかったけど充実した3日間を過ごしました。

それも実績のある区間ではなく、竿を出したことのない区間開拓、新規開拓ですから出来過ぎですね。

そうそう・・・

自分のレポをご覧の方にはおっちゃんとの珍道中を楽しみにされていた方もいらっしゃるかと思いますが、今年は残念ながら諸事情によりございません。

ご了承くださいm(__)m

おちゃんとの珍道中は、もちろん笑いに包まれます。

爆笑による爆笑で毎回腹筋が筋肉痛になります。

想定外の事が起きるので、いろいろ鍛えられます。

でも、なぜだろう

一人旅の方が精神的ダメージが圧倒的に少ないです(爆

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