2024年5月25日(土)
天気 : 晴れ
気温 : 14℃~23℃
水温 : 8.2℃
水量 : やや増水、やや渇水
ハッチ : ミドリカワゲラ
釣果 : 岩魚
Hit Pattern
ネジブラパラ #13、15
ねじブラCDC #15
CDCもじゃ2010”改” #16
CDCスペント #16
友人が金曜から出撃していると言うので土曜合流です。
2時前に現地着、即仮眠です。
寒くて4時過ぎに目覚めるてしまい、フリースを羽織るけど寒い
エンジンかけて車内を温めているうちにいつの間にか落ちていた。
5時過ぎ、おっさんに起こしてもらい起床です。
今日はteruとです。
朝焼けに染まった山を見て思う、今日も良い日になりそうだ!!
缶コーヒー飲みつつ行先を相談する緩い感じのスタートになりました。
駐車ポイントにつく、気温13℃、やっぱ朝は寒い・・・
ちょっと時間早いんだよなぁ~~
お湯沸かしてコーヒーをもう一杯味わっても良いのですが
なんと既にteruは着替えも済んでいて、やる気満々オーラ全開なのです(^^ゞ
今日の渓は2年振りです。
この20年ほど通い続けている渓です。
6時15分ぐらいだったかな、早いけどゆっくり釣り上がろうと言うことでスタートです。
流石にまだ底べったりだよねと言う雰囲気だけど、朝日が差し始めたこの渓はとにかく気持ちが良いのです。
teruはと言うと
攻め方が、まるで盛期の一番良くて活性が高い時!的な攻め方をしてます。
これまで何度かアドバイスを送ってましたが、基本物忘れが激しいおっさんなのでね(^^;)
ほどなく1匹目とご対面、20cmぐらいだったかな?
巻の白泡側から気持ち良く吸い込んでくれました。
写真撮らずにリリースすると
なんで撮らないの?って、不思議そうに聞くteru
少しづつ気温が上がってきたけど、魚が全然起きてきません。
魚影が極端に薄くなったと言うことはないと思うけど、渋いなぁ~~と。
後半に入り、数匹追加するけどパッとしません( ̄▽ ̄;)
残り区間を考えると、あと1時間ぐらいかなってとこまで来た時
なんと先行者!
餌師に頭はねられた
こちらの存在気付いているにも関わらず堂々と
腰にはコンビニ袋をぶら下げている
中には魚が入っているようだ
このエリア、マナー悪いヤツがほんとに増えました。
仕方ないから退渓です。
でも、teruがボなんです。
最後の区間なら釣れると思っていたのに、その直前で頭ハネくらい・・・
まぁでも気持ち良いし、せっかくの休日だし、イライラせず、林道を歩き車に戻ります。
さて、どうーーっすかね?
もう少し歩きたい気持ちがあったけど、teruは2日目です。
teruは肥満体系でして、歩けないし、肺活量も低く、2日目ともなると選択肢は限られます。
そんな肥満な体型を気にしてかどうかは不明だが、実はダイエットに励んでいるのでした。
ご本人様としてはかなり成果が出ているらしいと言う自己評価のようでした。
でもね・・・
わたくしから見ると
ん~~~
ウエスト回りには立派な浮き輪が常備された状態は変わらないし
歩くペースはおそっ!ってぐらい遅いし
段差越えるの降りる姿全然変わっとらんし
だから、正直伝えたのです。
全然、分からんし、変わってない気がするけどねって。
そしたら、ブチ切れし、どれだけの成果が出ているか熱く語り始めたのです。
その語っている姿を見て大爆笑するわたし!
そんな爆笑しているわたしを見て、更に熱弁するteru。
承認欲求を満たしてほしいようですが
わたくしとしては、『全然変わらん!』 なのです!!
たっぷり笑わせて頂きました。
ご本人は、超真剣に認めさせたかったようだけど、まだ無理っすね!
若干減ったみたいだけど、必死にアピールするにはもっともっと必要です!!
話しを戻します。
時間もteruの体力もあまりないしってことで、お手軽だけど確実に魚と出逢える渓へ向かいます。
2年前にガイドしたとこです。
それが
車を止めて、その渓に歩いていると、teruの表情には疑問だらけ
どこ行くの?と言う
渓を目の前にしても???な状態なんです。
おいおい、ココ前に案内したぞ、思い出せんの?
「嘘だぁ~~」
「きてないよ」
「してもらってないよ」
と言い出す。
彼は、物忘れがかなり激しいのです。
ジジィ化と言うのではなく、昔からね。
だから、彼自信も、自分が物忘れが激しいと言う自覚はあるのです。
ありとあらゆる事が消えて行く。
「嘘だぁ~~」「知らないぞ」と言うセリフを何万回聞いてきたか、だから驚きはないし、またか!って程度なんですよ。
でもね、今日確信したことがあります。
どうやらteruは次なるステージに突入したようです。
「物忘れが激しい自分」と言うことすら忘れてしまったようです。
となると、ありとあらゆる事が初めてとなる、とくいちからなんて聞いてないとなるのです。
フライフィッシングに関する多くの事を、自分から得てきたのに・・・
その事すら忘れる日が近いと確信を得ました。
近い将来「聞いてない」ではなく、自分の中にある知識は全て自力で得たものとなるのでしょう。
とくいちから聞いた事はない! ってね。
だからね、思ったのです。
もう、何もお伝えしないほうがお互いのためだなと。
渓の情報、フライフィッシングのありとあらゆるテクニック、タイイングのテクニックやマテリアル情報、各種アイテムの情報、お役立ち情報、マル秘情報、現地の情報等々
彼の中にある情報のうち大半がわたくしが提供した情報なんですけどね( ̄▽ ̄;)
どれだけ貴重な情報を提供してきたか!!
それら貴重な情報が今後は2択になるのです。
・すっかり忘れる
・自分で得た情報になる
凄くないっすか!
流石のおっさんなのです!!!
そんなこんなで”初体験”の渓を堪能して頂きます(笑
少し渇水している小渓で攻められるポイントは限られるけど、その小さいポイントを的確に攻められるかがキモと言う渓です。
こんな小さな渓でも、teruの場合フライが着水と同時にドラッグが掛かり大苦戦です。
どうやったら、そんなにドラッグかかんだ? ってぐらいね。
まぁ、そのドラッグの原因は何度も伝えてきた事だし、楽しんでくれればよいかなって事で全力で放置に徹します。
何匹か釣れたようだけど、本来ならもっと釣れても良い渓なんですけどね。
楽しんでいるようだしOKとしよう!!
どっちの魚をどっちが釣ったんでしょうね(笑
こちらの渓では、9寸数匹、8寸数匹、その他多数ってかんじだったけど、悪くない感じでした。
もう1サイズ大きいの期待していたけど、今日は十分かな!
teruは数匹とご対面果たせ楽しめたようだし、十分でしょ!
いつでも初体験を感じらえるって素敵ですよね。
案内したこちらは残念過ぎですけど(^^ゞ
慣れと割り切りですね。
もう十分だし、車に戻り温泉に向かうかね。
温泉IN15時半ごろ、ナイスな時間です。
ゆっくり温泉を堪能し現地解散です。
帰路は仮眠とらず帰れました。渋滞も数km程度で助かりました。
谷を吹き抜ける風が最高に気持ちが良い1日でした。
緑が濃くなり、いよいよ盛期目前と言う雰囲気に包まれました。
日帰りでしか楽しめないのは残念だけど、今シーズンは我慢です。
来月も日帰りとなりますが、最低でも1回は行きたいなと。
photo by teru
photo by teru