top of page
  • 執筆者の写真tokuichi

東北遠征

更新日:2022年8月8日


2022年7月27日(水)~30日(土)


走行距離 1583km

燃費 13.8km/L



 

秋田


2022年7月27日(水)

天気 : 晴れ ときどき 曇り

気温 : 真夏日

水温 : 16℃?

水量 : かなり渇水

ハッチ : なし

釣果 : 岩魚

Hit Pattern

 テレストリアル各種 #11、12、13、16、15









今シーズン2回目の東北遠征です。

シーズン2回は2018年ぶりです。

※追記:大分間違えてました(^^ゞ



今回もkazuさんとです。


大先生が待つ秋田のピックアップポイント目指し、自宅を21時過ぎに出発します。

少々寝不足なので途中危険かなと思い予定よりも早く出たのですが、案の定強烈な睡魔に襲われ30分ほど落ちました(^^ゞ


のんびり走らせ7時前到着です。

2年ぶりの秋田は、やはり遠かった( ̄▽ ̄;)


今回、おっちゃんは釣り具やらなんやらを段ボール1箱に詰め、我が家に送ってました。

ザックの軽量化で道中かなり楽になったのではないでしょうか。


と言う事は・・・

ウェーダーは自分が運ぶ

と言う事は・・・

到着時に既にスタンバイ状態で問答無用で出発! とならなくて済むわけです。


到着後、なんと、おっちゃんから優しいお言葉を頂戴致しました。


「 コーヒーでも淹れたろうか? 」


そんな優しいお言葉を頂戴する日が来るなんて感動です。

10時間走らせ疲労感パンパンなので、もちろん


飲みます!!

いっぷくします!!


コッフェルに水を汲んできて、バーナーに火をつけ、お湯を沸かしてくれます。


お湯が沸きました。


「 あとは、自分やってな! 」


以降の工程はセルフサービスでした(^^ゞ


もちろん、自分で淹れさせて頂きます。

お湯沸かしただけじゃん! なんて言いませんよ。


何時も一服する間もなく出発していたのに比べれば、断然体に優しいのですからね。



そしてそして!


見たことある車を発見!

なんと、omikeさんと偶然お会いできたのです。

秋田のこんな地で。


omikeさんとは年中連絡してますが、会うのは凄く久しぶりなのです。


いろいろ話をし、のんびり準備をします。


それにしても陽ざしが暑い!

ウェーダー履く気になれずゲーターです。


入渓ポイントで支度するのはあまりにもリスクがあるので、里で準備を済ませ、駐車ポイントについたら出来るだけ素早く車から離れる必要があるのです。


それは、この時期一番厄介な存在である ”アブ” です。


なんと言っても、実力を試すにはナイスなシュチエーションなのです。

なんの実力を試す???


それは、こちら!



その結果をまずは報告したいと思います。


効果絶大!!!!!


二人とも帽子につけて挑みました。




※目ん玉取れてしまったけど、効果あり




想像以上です!!


林道を車で走ると、物凄い大群で押し寄せるアブ

車を止めた瞬間、この世のものとは思えない光景になります。

意を決して車を出て、リアゲートをあけ、帽子を被る。


と、どうなる?


なんと、群がっていた奴らが離れるのです。


ポイントは至近距離で、まずは認識させる事!

だから帽子を被って、周囲に良く見せるようにすること。


ドアをあけで出入りすると、有り得ないぐらい車の中に侵入し車内はプチパニックになるが

リアゲートをオープンにしたままでも、二人でオニヤンマ君を装着した状態でいると、全く車内に侵入してこない!!


更に、車のボディに止まってたでっかいアカウシアブに、そ~とオニヤンマ君を近づけたら、目視した瞬間慌てて逃げて行った!


確認出来たアブは

アカウシアブ

メジロアブ

ウシアブ

だったかな。


林道歩きでも一切たかられることなく、周囲を包囲されることなく、一切ストレスなし!



更に3日目にもある出来事がありました、それは後程。




俺の作ったオニヤンマ君最強です!!


コイツが無かったらどうなってかたと思うとゾッとします。




それでは、レポにまいります。



入渓ポイントについたのが8時過ぎです。

20分ほど渓伝いに歩き、小滝を超えたところからスタートします。


渓はかなり渇水(^^ゞ

でも、このぐらい渇水の方がkazuさんはやる気になります。


自分としても、渇水の方がkazuさんが沈するリスクが減るので安心出来るから助かります。

流れを渡るのは未だにヘタクソで、毎回ヒアヒアするのです。

どうしてそこ渡る? と思う事多いのです。






それにしても暑い!!

この時期の秋田は本当に久しぶりで、この暑さを忘れてました。

おまけにこの渇水です。

厳しい状況になるかなと言うのが正直なところでした。


でも、案外反応あってまずまずなスタートになりました。

でも、7寸~8寸がアベです。


おっちゃんにも2年ぶりの秋田岩魚が来て笑顔が弾けます!

そこそこ反応あって前半区間時間掛かったかな、みんなコンディション良い岩魚です。


白泡の下だけと言う事もなく、満遍なくついている感じだったかな。

※記憶が曖昧ですけど(^^ゞ




3段の滝に着いたのが確か12時ぐらいだったかな。

大きく巻く必要があるのですが、伸びた藪を前に少々躊躇してしまう。

背丈ほどの藪がびっしり、おまけにまず急登が待っている。


ん? もしや?


渇水だからそのまま突破出来んじゃね?

ポイントはkazuさんが超えて行けるかです。


2段目まで偵察に行きます。


これならイケる!


合図を送り進みます。


なんなく突破出来ました、これはラッキーですね。


本命区間はココからです。








あきらかに魚影が濃くなり、前半とは変わりました。

サイズもアップです!


やはりもう少し水欲しいなと思うけど、この状態をどのように攻略するか!

それはそれで楽しいけど、渇水って、どうにもならない時が多いですからね。


とは言え、ちゃんとらしいポイントから出てくれます。

距離は取った方が良いですね。

結構走られたかな、反省です。



渇水の時ってヌルで滑るの注意ですよね、案の定おっちゃんはズルっといき、万歳スタイルで寝転び落ち込みに落ちそうになるのを全身で必死に耐えてました。

落ちても大丈夫なぐらいの落ち込みでしたが、必死に耐えてました。

なんとか耐え凌いで立ち上がりロッドを持ち上げた瞬間、リールがポロっと落ち、その落ち込みにドボン(^^ゞ

フライラインを必死に手繰り寄せるも・・・

当然、どのようになるかは想像通りの展開です。


降りて回収すればよいのに無理な態勢でどうにかしようともがいてます。

逆に危なくてヒアヒアするのです。

最終手段でランディングネットを手に持ち、突っ込み見事改修しご満悦な表情をするご本人様でした(^^ゞ


渇水で岩魚のコンディションどうかなと心配でしたが、みんなお腹パンパンです。

この渇水ではフライサイズを落とさないとダメかなと思ったけど、大きいフライサイズでもバンバン出てくれた!

でも、やはり良いサイズになるとフライサイズを落とした方が出やすかった気がします。






結局28ぐらいが最大でサイズはもうちょい欲しかったけど、二人ともそこそこ釣れたし納得の釣果となりました。


2年ぶりの秋田、それだけで今日は十分なのです!


おっちゃん的にはサイズが物足りなかっただろうけどね( ̄▽ ̄;)




15時半、そろそろ良い時間です、初日はここまでにしましょう。


この渓はHATCH1Pを退渓時にロストした渓です。

でも、あの退渓ルートを行く気にはなれません、回収は断念です。

この暑さで、あの急斜面、おまけに藪もえらい事になってるだろう。

絶対に無理です。



現在位置を確認し、どうやって帰るか作戦会議です。


やはりkazuさんの事を考えると渓伝いに戻るのは少々危険です。

何ヶ所か少々厄介なとこあったしね。

地形図眺め、一段上にあがり目星をつけたとこまで斜面伝いに下り、そこから林道を目指して斜面を登る作戦に決定!


しかし・・・

目星を付けたポイントよりも手前にあった谷が地形図で見るよりも深く、このまま進むのは危険と判断。

では、このままジグザグに登るしかないなと。

途中までは順調に進んでいたが・・・

濃い藪が目の前に立ち塞がります。

引き返せないし、このまま進むしかない!

藪漕ぎのラッセルは、マジシンドイのですよね。


汗ダクになり、おっさん臭漂わせながら突き進みます。

両手両足全身を使いルートを確保します。

全然開けたところに出ない(^^;)

でも、めげずに突き進む、進めば何れ出るはず!


お?

ようやく、頭上が明るいぞ?


いやいや全然出てないし(-_-;)

でも、そんなに遠くないはずだぞ

自分に言い聞かせ急斜面の藪漕ぎをすること30分

ようやく林道跡に出ました!!


”林道跡”と表現したのは、全く使われなくなり草ボーボーの林道なのです。

ですから、林道歩きと言っても藪漕ぎ継続なんでけどね( ̄▽ ̄;)

でも、元林道ですから、全然楽です!


そんな林道歩きを40分、二酸化炭素吐きまくり、おっさん臭満載が汗かきまくりでしたが、アブに囲まれることはなかった!



その後は温泉へGOです!!

ちょうど、そこにomikeさんも来て3人で温泉を堪能です。


その後は2年前に知り合ったUさんのところへ向かい晩飯&キンキンに冷えた生ビールをグビグビと堪能です。

この時の生はマジで最高に美味かった!

今年一番美味い生ビールだったのは間違いない!



今夜はUさんのご厚意に甘え、Uさん宅に泊まらせて頂く事になりました。

場所を変え、2次会です。

10時間長距離ドライブの果てに、結構ハードな退渓ルートを堪能し、2次会は24時過ぎまで!

我ながらタフだなと思います。


おっちゃんはどうなったって?

それは、ご想像通りの展開です。


こんなん出来上がりました!





ポリデントせず・・・

眼鏡したまま・・・

即ダウン( ̄▽ ̄;)



おやすみなさい。
















photo by kazu-san


photo by kazu-san




 

秋田


2022年7月28日(木)


天気 : 晴れ!!

気温 : 真夏日

水温 : 13.8℃

水量 : かなり渇水

ハッチ : なし

釣果 : 岩魚

Hit Pattern

 テレストリアル各種 #13、16、15






6時に目が覚めます。

前日10時間運転してきたのに5時間半で目が覚める自分、タフですな。


5時に起きるで~~! と、豪語していたスペシャルティーチャーは爆睡してます。

6時半、kazuさんを起こすもダウンしたままです。

3回起こしようやく起き上がります。


はい、二日酔いですね。

となると、今日は早上がりか?

今日も本命の渓なんだけどなぁ~(^^ゞ


7時過ぎ、Uさんにご用意頂いた朝食を頂いてから出発です。

なんと、お弁当までご用意頂いてしまいました。

何から何までお世話になってしまった。

昨夜、話した内容が決行出来れば面白い事になるだろうね。

これもご縁です。



まるで絵に描いたかのような、のどかな日本の里山の原風景がここにはあります。

自分には”田舎”と言うものがなく、この地に惹かれるのは、そんな意識によるものなのかもしれない。

ちなみに、夜走っても何も見えません、真っ暗です。

ここの風景をたっぷり堪能するなら、絶対に明るいうちです。

人によってはどこにでもある田舎の風景だろ、と言うかもしれない。

そこに住んでいる方にしたら、常にあって当然の日常の風景です。

いろんな土地の”田舎の風景”を見てきたうえで、日本の里山の原風景に惹かれてしまうのだ。

これはしたかないよね。

もちろん、都会には都会の良さがあります。

全く価値基準が違う、だから比べようがないのです。




車中泊しているomikeさんのところに行き、支度をします。

お互い何処に入るか確認し9時出発です。



林道崩落で一番入りたかった源流部は断念、中流部に変更です。

駐車ポイントからしばらく下って入渓です。


10時スタート!


やはりこの渓は最高に気持ち良い。


自分がこの地を訪れ初めに入渓した渓です。

秋田で初めて入渓した渓でもあります。

自分はソロで来た2017年振りですが、kazuさんは2016年振りです。

kazuさんにクラフトを依頼した山女はこの渓なのです。

※わたくし、kazuさんにとってはお客様なんですよ!!


この渓相を眺めていると、普段の悩み事がスッと消えます。

それだけで、ココに来た甲斐があり、最高の一日を過ごせる事が約束された!

そんな気持ちにならせてくれるのです。



渓のコンディションはと言うと・・・

もちろん渇水です。

でも、kazuさんにとってはドンピシャな水量だと思います。

これなら楽しめるのは間違いないな!


でもね、この水量だと山女は絶望的だろう、ココの山女は本当に綺麗なんだけどね。



そのkazuさん・・・

出発前の・・・


『いくでぇ~、東北!!』


特にこの渓が好きなので、気合が空回りしない事を祈る!!








まずは#14のCDCブラで探ります。

速攻仕事する俺!

もうワンサイズ落とした方が良いと思うが、まずはいろいろパターンに変えて探ります。

この水量だと苦戦するかと思いきや、2人ともイイ感じでヒットさせます。



前半早々にこの遠征一番の盛り上がりがありました。

この日の為に巻いた#16バイビジSPをティペットに結び釣り上がる。

なんて事のない小場所の流れの際を流す事3投目か4投目・・・


流れの中からヌ~と現れたヤツ

フライを吸い込み反転、一拍置いて合わせを入れる。

完璧なタイミング!

次の瞬間一気に下流へ走る

物凄いパワーで耐えきれずこちらも走って追いかけます。

なんとか力で走りを止めて耐える

何度か走ったのをいなし手繰り寄せる

ランディングネットを出し、ランディング直前で跳ねあがるロッド


あーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うっそーーーーーーーーーーーーーーーー

マジかーーーーーーーーーーーーーーーー


デカかったぞ

尺上間違いなかったぞ


有り得ん

やってもうたぞ


その時真っ先に確認したのは後方にいるkazuさんの確認です。

こんなところを目撃されたら何を言われるか

飲むたびに言われ続ける

それも、有り得ん


だから、真っ先にkazuさんの確認をしたのです。


不幸中の幸いとはこの事をいうのだろう。

目撃されてなかった、ホッと一安心です。


完璧なタイミングで合わせたと思ったが、ランディング寸前で上顎に掛かったフックが外れたのです。


もうね、これほどショックを受けたのは何時振りだ? と言うバラシです(T_T)


その後もまずまずな感じで釣り上がるけど、ショックを引きずってます。


前半に数匹撮影した後の出来事で、以降は取り戻すサイズが出るまで魚の写真は撮らん!!


結局、後半は魚の写真ありません・・・

はい、取り戻せませんでした(^^ゞ


でも、釣れた魚はみんな良い魚でしたよ。

午前中だけで軽くツ抜けしたしね。


でも、アイツはショック( ̄▽ ̄;)







さて、おっちゃんはと言うと、気持ち良くロッドを振ってます。


ただ、狙っているポイントを見ている限りこの日の傾向をつかんでないように見えた。

少しだけアドバイスするも、基本我が道をススムタイプですからね。



この日の傾向はと言うと

巻や大場所はNG

基本流れの筋

流れが細くて浅くても付いていることあったしね。

数をのばすには、流れを綺麗にトレースする必要がありました。

当然、ドラッグフリーで綺麗に流すべし!

それも1回ではなく最低でも3回は流す、5回目で出た事もあった。

って感じでした。


山女が好むような流れですが、結局山女には出逢えず(^^ゞ



この日も真夏日!!

この渓がある山は、とにかく森がしっかりしていてThe東北と言う感じの森が広がってます。

標高はそれほど高くないけど下界よりもかなり涼しくて気持ちが良いのです。


とにかく最高の景色が広がってます。

もうね、この景色の中に身を置ける幸せ、「サイコーーーーー!」と叫ばずにはいられないのです。


おっちゃんも狙ったとこから魚を出せてご満悦。

サイトで仕留めてご満悦。

こうなると冗舌になります。





まぁとにかくkazuさんが楽しめる事が一番大事!

どんな状況でも楽しめる人ではなく、好みが煩いし、楽しめるシュチエーションに制限があるから、今日のような状況はとにかく存分に楽しんでもらう、これが大切なのです。


朝起きた時は二日酔いで絶望的だなと思っていたけど、予想よりも涼しく、最高に気持ち良い景色が広がっている。

そしてなによりそこそこ釣っている。

となれば、二日酔いどこ吹く風って感じで絶好調な感じでした。



支流を幾つか超えて上流に進むにつれ水量が減ると同時に反応が渋くなってきました。

それでは一旦退渓し、朝入渓したとこよりも更に下流から入り直しましょう。

ラスト1時間ちょっと延長戦を堪能し、16時半撤収です。

16時半まで釣りしたの久しぶりでした、遅くとも16時には撤収してたのでね。




林道歩きで発見!





山親父大量過ぎんだろ(^^;)

しかも、フレッシュな状態でしたね。



そして向かうは温泉です。

昨日とは違う温泉で、omikeさんと落ち合います。

温泉を堪能し、そこの食事処で晩飯を済ませ、反省会会場へ向かいます。


反省会21時スタート!

3人で盛り上がります。





ちなみに、kazuさんとomikeさんは以前作品展でお会いしたのが最初で、今回が2回目です。

もちろん、一緒に飲むのは初めてですよ。

でも、わたしのレポでkazuさんの人となりは十分ご理解頂いていると思うので驚く事は無かったでしょうね。

わたしのレポが嘘ではなかったこと、十分納得されたと思います(^_^)v


いろんな話で盛り上がったけど、何話したか忘れた(^^;)

いや、工場長の名誉のため伏せた方が良いと言う判断だな。



結局この日も24時過ぎまで宴会でした。

おっちゃんは23時には切り上げると宣言するも、まぁ許容範囲でしょうね。

ある意味平常運転でしょう。

反省会お開き! 3秒でテントIN、3秒で落ちる(^^ゞ


そこからわたしは片付けして、最後に一人で静かに一杯頂き車へ

確か24時半頃だったかな、わたしも3秒で落ちてました!


おやすみなさい・・・
















photo by kazu-san





 

秋田


2022年7月29日(金)


天気 : 晴れ!!

気温 : 真夏日

水温 : ?

水量 : 渇水

ハッチ : なし

釣果 : 岩魚

Hit Pattern

 テレストリアル各種 #11、12、13、16







6時半起床、ありえないってぐらい深い眠りでした。

普段は寝つきが悪く、眠りが浅い、超血圧低い。

そんな自分が爆睡してパッと目が覚める。

凄いなってつくづく思います。


日の出から徐々に気温が上がり、この時間でも結構暑い。

車の中で寝てるから余計にそうなる。

車内ではタオルケット一枚でしたが、掛けずに爆睡でした。


とても心地よい疲労感があります。

この感じも良いなって思います。



”セルフ”のコーヒー飲んでまったりした時間を過ごし支度を始める。

こんなのんびりもアリですね。


omikeさんとはココでお別れです。



今日は、2年前良い思いをした沢をまずは目指します!

が、しかし・・・

左足を膝上までヘドロにはまり、身動き取れなくなりちょっと焦る。

びっしり蜘蛛の巣が張り巡らされ、とても戦える状態ではないので速攻退散(^^;)


次は開拓です。

でも、林道崩落で奥には進めず引き返す。

車の両サイドを傷だらけにしつつ進んだのに引き返す(^^ゞ



気持ち切り替えます!!


お次も開拓です。


駐車ポイントに着き流れを確認

これならイケると思える雰囲気に2人意見が一致!


でも、この渓は林道から離れるので奥までつめないと林道には出られません。

開拓だし、良し行こう!


10時スタートです。


少し進むと堰堤が出てきた。

端から端まで水が流れている、これなら上流の水量もまず大丈夫かなと。





堰堤を巻いてみると、流れが分流してた。

自分は左側のチャラチャラな方を叩いて行くと・・・


くるぶしほどの水深から突然アタック!


おっ?

イイサイズじゃん!

一発でネットインしたのはごん太な泣尺でした。

ラッキーですね。


サイズ計測したあとに撮影場所をセッティングしていたら

ジャンプ一発で逃亡計られ撮影出来ず(^^;)


開拓で結果が早々に出たから気持ちが楽になりましたね。

これならkazuさんにも早々にくるだろうな!って。



渓相好みです。

アップダウンあってポイントがしっかり分かり易い。

まぁ蜘蛛の巣には少々イラッとしたけどね。

蜘蛛の巣がやたらと強くて驚いた!!



極端に魚影が濃いと言うわけではないけど、3時間ぐらいでツ抜けしたし

サイズも8寸ぐらいがアベだし、悪くない!




kazuさんはと言うと

完全にお通夜状態です(^^ゞ

これは負の流れだな・・・

河原がちゃんとある流れではなく、そこそこ大きな岩がゴロゴロしている。

kazuさんには少々不得意な渓相かもと思いつつ

でも、集中してなんとか1匹を釣って欲しい!

そんな願いが叶い、待望の1匹に出逢えました。

いや~、この1匹目がどれほど大きいか!




でもね、この直後、人が変わったように冗舌になる!

ご本人に突っ込んだところ

人間切り替えが大事やわ!

と、言うとりました(^^ゞ





『人生の質は』 なんでしょうか?





そしてそして、オニヤンマ君の出番です!


kazuさんの頭上でデカイスズメバチが旋回

間違いなくオオスズメバチです。


ヤバイと思い、kazuさんに声かけます。

偵察隊ですが、まだ臨戦態勢にははいってないようでした。

刺激しないのが一番なので、振り払ったり刺激しないこと。


旋回していたら、丁度後頭部あたりでホバリングし始めた。

ピタッとホバし、何かを凝視してます。

そう、その視線の先には、我らがオニヤンマ君が鎮座しているのです。

その距離30㎝ぐらいかな。


凝視し

『ん?』

って考えたような気がした。

本当に、凝視しているのが分かったのです!


そして、次の瞬間、慌てるように逃げるオオスズメバチ

『やっべぇーぞ!』

って聞こえてきそうな逃げ方でした。



オニヤンマ君ウイナー!!


一部始終を真後ろから近距離で確認していたので間違いない。


凄いぞオニヤンマ君!!


そのオニヤンマ君を製作した、わしはもっと凄いぞ!!


本当に驚きました、ここまで効果があるなんてね。



疑っている、そこのあなた!

お一つ如何?

お安くいたしますよ(笑



注)

あくまでも個人的見解です。

100%保証するわけではありませんし、絶対はありえません。

効かない時は効かないでしょう。

個人でご判断ください。



ちなみに、自分のオニヤンマ君の羽はブログにアップした2ndバージョンです。

でも、この100均のプラバンはポキっと折れる欠点が判明。

購入時になんとなく予想してたけど、やっぱりと言うオチ。


そこで、kazuさんのは3rdバージョンにバージョンアップ!

プラバンから別の素材に改修していたのです。





泣尺、9寸、8寸、7寸、まずまずな釣果でした。

ツ抜けしてたし、魚影濃いわけではないけど、開拓としては成功ですね。

フライはあまり神経質になる必要もないが、何匹かには見切られたり、疑って出たから食いが浅くバレました。





そろそろ時間ですね。

地形図で現在地を確認しつつ釣り上がります。

途中から林道方面は切り立った崖が続き、とても登れません。


kazuさんにもう1匹釣って欲しかったから、釣り上がってもらい自分は森に入り退渓ルートを探します。


林道まで一番近いであろう場所の目星をつけます。

一旦少し下流側を覗くも無理と判断し、上流側へ移動すると

もしや!? って感じでルートが見えてきた。

1段上がった先は見えないけど(^^ゞ


kazuさんのところに戻り釣果を確認するも、曇った表情は変わらず・・・

まぁ、こういう時もあります。

切り替えて行きましょう! と励まします。



さて、その退渓ルートです。

無茶な登りは避けたいのでルートミスは出来ません。

1段上にあがると、更に先は、ん~~と悩ましい感じの地形です。


でも、たぶん、そこを過ぎれば林道までそれほど距離はないはずと言う根拠のない予想で

比較的無理のないルートを選びながら最後の最後背丈以上の藪漕ぎを突破すると

突然前方が開け林道に出た!!


自画自賛なルート選択だったと思います!!

誰も褒めてくれないので自分で褒めます!!

良くやったぞ!!


結局林道までは30分も掛からず出られた、上出来です。




林道脇にあった大木、立派ですよね。

kazuさんいわく欅だそうです。

欅と言う名前が出てこなくて、頭の中であ行から順番に探し、か行で見つけたらしいです。



温泉INが16時、そこで晩飯を済ませ、反省会会場へ移動です。


反省会スタートが確か19時前だったかな。


反省会は釣果に関係なく盛り上がります。

これ、kazuさんの優れたところです。

特技ですかね。





何話したか忘れたけど、笑いっぱなしでした。

kazuさんの今後の活躍に期待です。


そうそう・・・

kazuさんは”G”が台の苦手らしいです。

※”G”とはゴキね

あの動きがダメらしいです。


それに・・・

ランタンに小さな羽アリが寄ってきたのですが、なんか小さい虫が集まるのも苦手らしく、軽く慌ててました。

そんな事言ったら渓でハッチに出くわしたら、それはそれはと思うのですがね。

羽アリぐらいで慌てんな! って突っ込み入れてスルーです。



明日の作戦会議をします。

だいぶお酒が進んだので、こうなるとあまり覚えてないだろうけど、何処に行くかで予定が変わるからね。

カズさんが竿出したいところをチョイス。

①渓相抜群で雰囲気を味わいつつ、釣果が望める渓。

②まだ山女に会えてないので、一発逆転山女の渓。でも渋ければボの可能性もある。


kazuさんの希望は揺れに揺れたけど①に決定です。

①の渓とは2日目に入渓した渓です。



22時お開きの時間になりました。

明日は11時撤収の予定としたので、出来るだけ早く入ろうとなったからです。


当然kazuさんはテントIN3秒でイビキを奏でる。

わたしはそこから片付け、ちょっとだけ一人の時間を堪能し、22時半就寝です。


おやすみなさい。














photo by kazu-san





 

秋田


2022年7月30日(土)

天気 : 晴れ!!

気温 : 真夏日

水温 : ?

水量 : かなり渇水

ハッチ : なし

釣果 : 岩魚

Hit Pattern

 テレストリアル各種 #11、13、16、15






5時半起床です。

約束通りkazuさんがモーニングコールしてくれました。

我ながら良く起きられたと思います。


今朝は昨日より涼しい

窓を少し開けて寝てたんだけど4時頃一度目が覚め、少し寒くてタオルケットを掛け直したぐらいでした。


kazuさんは5時に起きて既に片付け始めてます。


コーヒーを飲んで少しだけまったりした時間を過ごします。




いよいよ最終日です。


あっという間の最終日です。


今日も暑くなりそう!

気持ち良い時間を過ごせる事は確定したな!

そんな朝を迎えてました。



支度を始めます。

今日は、ウェーダーにします。

理由は特になし、なんとなくです。




6時半行動開始!


長い林道を進み駐車ポイント着


しばらく下流へ歩いてから入渓です。


7時半頃スタート!



2日目は全く巻きから反応なかったのに、この時間では巻から反応がありました。

全部岩魚でしたね。

とにかく山女の顔を見たくて、流れのど真ん中を攻めますが、完全にフラれてしまった(^^ゞ





大場所メインの流れの筋

かなり匂うポイントです。


4投目でドンピシャ! 狙った筋の狙ったポイントで食わせた!

ココの魚はパワフルなので、サイズの割に楽しめる。

9寸ぐらいかなと思いつつ、手繰り寄せると・・・

フッと手ごたえが消えた・・・

2日目にヤツをバラシた時と同じ#16のフライパターンを使ってました。

このパターンは改良が必要だなと、一旦サテライト行き決定です。

改良後、トップチーム再昇格を目指す事にしました。



最終日なので、自分のペースで楽しませてもらいました。

これは何時もの流れね。

2人ともそこそこな釣果で釣り上がります。

ココは涼しくて気持ちが良い、それに景色が最高、言う事ないじゃないか!


この日はkazuさんがやらかす場面は少なく、テンポ良く釣り上がってるようです。

やはり、ちゃんと河原があって、のびのびロッドを触れるとこでないと自分のペースにならんのね。



少し距離をあけて、kazuさんの釣りをゆっくり楽しむ。

自分の釣りを楽しむのとは違って、同行者の釣りを楽しむ事も大切です。

ガツガツしないで、釣りをしてないこの時間も楽しむ、そう言うの本当に大切だなと思います。

kazuさんに言わせると

「とくいちは、やらかす時ほど見とる!」だそうです(^_^)v



この景色最高だと思いませんか?

最高ですよね?

モデルさんよりカメラマンの腕ですかね(^_^)v






各々楽しみながら釣り上がります。

最後のポイントでは、撮影も楽しみながら最後の時間を堪能します。


結局最後まで正式計測員の出番はなく終了(^^;)



予定通り11時納竿です。





4日間を通してkazuさんは、やはり平常運転でバラシ多数でした!

楽しめればそれで十分です!


気になるのはラインがロッドに絡むトラブル超多発

原因はハッキリしているから解決するんだけど・・・(^^ゞ

簡単にアドバイスするも、次の瞬間には忘れてしまうだろう。


あと、ぶら下がりパターンをフロータントでシャカシャカするさい、ボディーもぶっこんでシャカシャカしてました。

あれでは水面でのバランス崩れますよね。


あと、パラシュートのハックルだけど、あれほど何度も教えたのに違う巻き方してた。

それを優しく伝えたところ・・・

それ、教科書にのってるか? と(^^ゞ

では、教科書通り行ってください。


まぁ何事も慣れです。




里に下りて着替え、〆の温泉を目指します。

ココの温泉は外せないでしょ!

と言う大好きな温泉です。

温泉に向かう車中で

「わし、髭剃った方が良いか?」

「高齢者は身だしなみ気にせんとアカンのや!」


おっさんの事を見てる人はおらんからどっちでも良いのでは?


結局、ちゃんと髭を剃りすっきりさっぱりされてました!

身だしなみを気にするおっちゃんです!!



2人して、あ~終わったな、終わっちゃったな~と。

帰りたくな~~い、おっさん二人溜息です。



15時kazuさんを駅に送り届け解散!!


高速では早々に激しい睡魔に襲われ、一切抵抗せず即仮眠です。

確か1.5時間ほどだったかな。

晩飯後、2度目の睡魔襲来・・・

少しだけ抵抗するも、一度ハッキリ目を閉じてヒヤッとしたので2度目の仮眠を30分ほど。

自宅着1時半でした。




今シーズンの東北遠征は例年と違うパターンにしましたが、いろいろな収穫がありました。

2回ともとても濃い内容だったと思います!!

大先生がいれば濃くなるのは当然ですよね。



kazuさん

お世話になりました、お世話しました。

ありがとうございました!!!





長文、最後までお付き合い頂きありがとうございました。










photo by kazu-san


photo by kazu-san





閲覧数:128回

最新記事

すべて表示

山梨

長野

bottom of page